親の視力が悪い場合の遺伝時期
親が近視、乱視等で視力が悪いと子供に遺伝する確率が高いようですが、その場合何歳頃に視力低下が現れますか?
小学生頃が多い気がしますが(学校の視力検査で気づくからかも知れませんが)、高校生になってから、という事はあるのでしょうか。
投稿日時 - 2019-11-20 09:05:23
近視や乱視を屈折異常と言いますが、遺伝はありません。
高校生の裸眼視力は64%の人が1.0に達しませんから、これで遺伝のように思われるだけです。
この64%の半数は軸性近視と言い、11歳頃から始まり身体の成長に並行して視力が下がります。軸性近視は17歳から進み方が遅くなり、男25歳、女23歳で止まります。
残り半分は角膜の変化で起こっている屈折性の近視、又は乱視です。
進行は殆どありません。
発症期も大きな傾向はありません。
全体の34%は健常視力で、病気が出なけれ良い視力で生涯を過ごせます。
※色弱や網膜色素変性症、円錐角膜など遺伝する病気も少なくありません。
投稿日時 - 2019-11-20 09:55:35
ご回答ありがとうございます。詳しいご説明、大変参考になりました。
投稿日時 - 2019-11-21 09:49:05
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回答(4)
両親共に視力が低い時は遺伝する事があるようですが、どちらか片方の時は遺伝の影響は少ないようです。近視や乱視は遺伝とは無関係で、遺伝の影響を受けるのは色弱のような色覚異常で、それも近親結婚などで遺伝が重なっている時だけです。気にしないで良いですよ。
近視になるのは子供時代に暗い所で本を近くで見るなど、眼を酷使する姿勢が強かった時などで、読書家ほど近視が多いのは遺伝では無いからです。小学生頃から読書量が増え始めるので近視が増えるわけで、本を読む姿勢の問題だろうと思います。
私は近視が多い家系ですし、兄弟にも近視がいますが、私自身は近視ではありませんでした。最近は老眼ですけどね。
投稿日時 - 2019-11-20 10:38:43
ご回答ありがとうございます。丁寧にご説明いただき、大変参考になりました。
投稿日時 - 2019-11-21 09:44:52