「ポッドキャストで音楽を聞く」の助詞の「で」
英語圏で日本語を教えています。
助詞の「で」は様々な関係を表すかと思うのですが
表題のような「ポッドキャストで音楽を聞く」という文章の場合
ポッドキャストは、音楽を聞くという動作の「手段・方法」であるという考え方で正しいでしょうか。
ポッドキャストは、ラジオやヘッドフォンといった「物を使用する手段」とは異なるため
「目的語」にはなっても「手段」にはならず文章としておかしいと手厳しく指摘を受け、悪い例文という流れで今日は終わりました。
ただ英語表現としては不自然でも、日本語ではそのように使うことを後日補足したいと思っています。
例えば「ブログで読む」「Youtubeで観る」「LINEで話す」など、類似例は枚挙にいとまがありません。
私なりに考え、ラジオなどの場合(例:ラジオで聞く)は「using a device」、
ポッドキャストや Youtube などの場合は「using a programme」ではどうか、
という考えにたどり着き今に至るのですが、どう思われますか。
「Location」の意味の「で」ではないか、という意見もありました。
ポッドキャストそのものを用いたのが悪かったのではないか、と言う意見もありました。
しかしポッドキャストには音楽チャンネルがあります。
混乱しています。
できれば日本語と英語両方の概念に詳しい方に、アドバイスをいただけますと大変助かります。
(「この英語表現で説明すれば、英語話者にはしっくりくる」というような。)
どうぞよろしくお願いします。
投稿日時 - 2019-11-18 05:25:28
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回答(4)
ファン登録までしていただいており大変恐縮です。
バカな回答しかしていませんが読んでいただけて幸いです。
確かに微妙ですね。正直議論している人間の間でもポッドキャストが何なのかよくわからなくなって,形のないデバイスとなったときに で はおかしいと言うヒトがいるのは分かります。
ただ「あの番組で言ってましたね。」の「で」 がおかしいか?と言われればおかしくないと思います。日本人はその辺定義では無くイメージが大事なのだなとおもいました。以下もし下ネタなど不快感があれば読み飛ばして下さい。
日本語を勉強中の外国人の会社員が
「きょう,かいしゃで いきました」
と「で」を使ったとします。あなたはこの日本語から何をイメージして,「で」が誤用なのか,それとも正しいのか判断しますか?
今日会社にいきました。の「に」 と間違えた。というのが一番簡単な回答だと思います。 で に場所の意味があることからその外国人は に ではなく で を使ってしまった。
でも意地悪な日本人は 会社で射精したのか?と笑い話にしました。
この場合 「で」は 性的な対象としての「で」 と 「場所」の両方がイメージできます。実際に会社に性的なイメージをもちませんので,「場所」なのだと考えるのが普通でしょう。
恐らく奥様は 「で」に関してそれくらいの違和感を感じているのでしょうかね。ここで大事なのは会社は性的な対象にならないし。という常識が入ってきているところだと思います。もし俺はビルディングフェチというのであれば,誤用でもなんでもなく,かなりただしく厳密に表現できていることになります。
このようにポッドキャストやラジオ番組など無形のもので聞いた場合。
小耳に挟んだ場合などもふくめて,場所に近いイメージをもちます。
FM 80.2という場所,xxxミュージックアイランド番組という「場所」のようなイメージ。
これは道具とはちがいますよね。あなたの言うlocationのイメージを私は持ちますね。上記の下ネタであれば「会社 で しちゃったのか」の意味の で
になります。 at とか on とかいうと語弊があるのでしょうねそこまで英語を理解してないので安易にこれらの単語をつかっていいのかわかりませんが,
あなたの言いたいポッドキャストで聞いたを私が何の先入観もなく聞けば,
どういう番組で,場所で聞いたのね。と感じます。
投稿日時 - 2019-11-20 13:38:08
度々ご丁寧にどうもありがとうございました。
投稿日時 - 2019-11-22 14:31:03
アプリの場合 手段でしょう。バーチャルだとしても道具だと思います。
web siteの場合ブラウザの意味合いが強ければ,アプリ,そのサイトで入力する。といった場所を意味することでもいいと思います。それが前提で,
「元々は『iPodシリーズなどの携帯プレイヤーに音声データファイルを保存して聴く事が可能な放送(配信)番組』という意味で名付けられた。」という定義がポッドキャストにはあります。
そのため,正式には放送番組なので 「で」は定義としては使えない。 ポッドキャストを聞くのか
ポッドキャストのなかの音楽プログラムを聞くのかになりますよね。
あなたが反論できるとすれば,厳しく指摘した人にその人の知っているポッドキャストが何なのかを説明してもらえばあなたの疑問や論点がハッキリしますよね。もともとの定義である上記をスラスラといわれたら,あなたに勝ち目はないと思いますよ。
恐らく日本語,英語の概念の問題では無くて,ポッドキャストをどう捉えたかというだけなので。
投稿日時 - 2019-11-20 00:47:43
Dr_Hyper様のご回答はこれまで様々な質問で拝読し、ファン登録もさせていただいておりますので
ご回答いただけて光栄です。
この補足欄でのコメントは反論のように思われてしまうかもしれませんが、そうではなく
現状で私が把握している範囲と考えを以下に説明させていただこうと思います。
私も定義を調べました。
「ポッドキャストとは、スマートフォンやパソコンでいつでも聴けるインターネットラジオ」とあり、これは私の理解と同様です。
https://koelab.co.jp/listen/google-podcasts-2
ただポッドキャストには音楽専用チャンネルがあるとはいえ、
実際には音楽よりも、様々な話題に関連する情報を聞く印象が強かろうという意味で、
例文に用いない方が無難だということであれば、私も理解できます。
授業内での彼女の指摘は「ポッドキャストは、デバイスではないから手段にはならない。『ポッドキャストを聞く』ならわかる」ということでした。
「ポッドキャストという手段を通じて(前置詞で言えば「via」や「through」)、音楽を聴くということです」と説明しましたが、納得してもらえませんでした。
ご回答者様がおっしゃいます通り、彼女の定義は「放送番組」なのかもしれません。
しかし仮にそうであったとしても「Best Hit USA でマドンナのインタビューを聞きました」という例文を作ることもできるのではないかと思うのです。
その後私なりに色々な人に尋ねてみたところ一様に、英語話者はこの概念はわかりづらいと言い
現在は日本語話者となった元学習者数人に尋ねたところ「初学の英語話者がアプリやプログラムなどのソフトウェアを使用手段とする概念にピンとこないのは、とてもよくわかる」とのことでした。
確かに以前の授業では例題に「ラジオで」「ヘッドフォンで」は使いましたが「ポッドキャストで」「Youtubeで」などは混ぜませんでしたので、これまで今回のような問題は起きませんでした。
そこで「では、どのように説明すればピンとくるか」と検討し
手段としての助詞の「で」は「Using a device, a tool」であり「Using a programme, an app, a webpage」でもあるとすれば、ある程度理解を促すことが可能ではないかというところまで現在きていました。
それでも私のパートナーは、頑なに「ポッドキャスト」の使用を反対しています!
お手隙の折に、お礼欄に記載しましたことも含め、再度ご意見をいただけますと大変有難く存じます。
どうぞよろしくお願いします。
投稿日時 - 2019-11-20 03:58:53
ご回答を誠にありがとうございます。
私の概念のほうに問題があるとのご指摘、大変有難いです。
伺ってもよろしいでしょうか。
ポッドキャストの音楽プログラムを聴くという意味で私は使用しましたが
その場合でも「ポッドキャストで音楽を聴く」ですと、日本語としておかしいでしょうか。
「FM東京で音楽を聴く」とは異なる概念でしょうか。
もしよろしければご教示ください。
よろしくお願いします。
投稿日時 - 2019-11-20 01:25:22
「人や物を仲立ちとする」という意味“で”使われる「~を介して」と同義かと。
thru contact with/thru a process called/thru (over) a computer nework/…
【独白】それにつけてもキッチリ1時間おきに同じ質問をよくもまぁ、懲りない先生?
投稿日時 - 2019-11-18 07:50:29
早速にありがとうございます。
ご提案をもとに検証してみます。
【独白】についてですが
回答が待ちきれず質問を続投したのではなく
説明方法の改善に気づき、削除しては再投稿を繰り返しました。
削除しても尚、その履歴を見ることができたのですか。
投稿日時 - 2019-11-18 12:43:52