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解決済みの質問

数詞を冠詞類と名詞の間に入れる

ein 7 Jahre alter Mädchenのような形の文を見ました。
このように「~の」が、冠詞類と名詞の間に入る表現は、どういうものがあるのでしょうか。

何かご存知の方がいらっしゃいましたら、ご助言いただけますと嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

投稿日時 - 2019-05-08 19:31:27

QNo.9614761

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

回答が長くなりそうです。

まず確認です。
御自身の書き間違いか、ネットで見つけられたのかは不明ですが、
ein 7 Jahre alter Mädchen は間違いです。
Mädchen は中性名詞なので、altes となります。

ネット上に ein 7 Jahre alter Mädchen の使用例が二つあり、
文全体の書き方があまりにもおかしいので、最初は
ドイツ語ネイティブによる書き込みではないと思いました。
しかし、書き方が相当いい加減とはいえ、
個々の表現の中には、どうも外国人のものでなさそうなものもあります。
仮にネイティブによる投稿だとしても、
文法をかなりぞんざいにしている人の例です。
そのうちの一方の文には、Der 41 Jahre alter Mann という表記もあります。
これも間違いで、定冠詞がついているので、
Der 41 Jahre alte Mann でなければなりません。
しかし、2回続けて書き間違えるというのもおかしいと思いました。
その前の箇所には、seine Tochter 4 und der Neffe 11 という書き方も見えます。
これは、4歳の娘と11歳の甥ということで、
やはり seine と der が並んでいるあたりがものすごくいい加減ですが、
まあ、非常に口語的に省略した横着な表現と言えます。
https://www.kirmesforum.de/threads/unfall-auf-raupe-in-mol-belgien.5784/

これを見ていて気が付いたのは、どうやら alter は形容詞ではなく、
名詞の (das) Alter(年齢)のつもりで書いているらしいということです。
ネット時代が到来して、誰もが書き込みをできるようになってから、
大文字と小文字の書き分けをしていない文章が氾濫しています。
上の文章でも、小文字で書き始められている名詞がいくつもあります。
ということで、ein 7 Jahre Alter Mädchen のつもりで書いたらしいということです。
こういう言い方はまずしませんが、単に複数の語を羅列しただけの合成語のようなものです。
たとえば、ein 100 Euro Geldschein という言い方はしますが、
この場合の ein 100 Euro は Geldschein を修飾しているのではなく、単なる並列で、
ein 100-Euro-Geldschein とハイフンでつなげた合成語と同じです。
実際、両方の表記法が見受けられます。ひとまとまりの名詞に過ぎません。
つまり、ein 7-Jahre-Alter-Mädchen ということですが、
よいドイツ語とは言えないですね。

冠詞と名詞の間にどのような語が入れられるかを調べている中、
たまたまこのような例に出会っただけだと思いますが、
数詞が特に多く使われるということではありません。

それから、「冠飾句」という用語が出ていますが、
これは日本でのドイツ文法の用語で、
単に冠詞と名詞の間の付加語が長くなっただけのものよりは、
形容詞として使われる分詞類にさらなる付加語が
積み重ねられたものを指すのに使われることが多く、
ein 7 Jahre altes Mädchen のような形は、
通常、冠飾句の内には入りません。
「7 Jahre」が、形容詞 altes を修飾する副詞句ということになります。
(「7年」→「年をとった」→「少女」)
なお、口語ではもっと短く、ein siebenjähriges Mädchen と言います。
アラビア数字を使って見やすくすることもありますが、
その場合は通常ハイフンを使って、ein 7-jähriges Mädchen と書きます。
年を名詞のあとに持ってくる ein Mädchen von sieben Jahren なら、
文学作品で使えるような表現です。

ドイツ語というのは、個々の単語の格を明示できることから、
文がどんなに複雑になっても、文法的に間違っていない限り、
論理的には意味が分かるという特性があります。
そのため、関係文の途中に現れる名詞のあとに、
それを説明する関係文がさらに挿入されることもあり、
文全体が長大になることがあります。

冠詞と名詞の間に入れる付加語も同じで、
格によって意味や語法が明確にわかる限り、
いくらでも積み重ねることができます。
複数の形容詞を重ねることもできれば、
形容詞を修飾する副詞、副詞句もいくらでも使えます。
こういったドイツ語の特性は、しばしば悪文の原因にもなります。

形容詞が複数ならぶ場合の注意点は、
und やコンマが間に入っているかいないかで、
それによって修飾する範囲が変わるということです。
Ein Glückliches Neues Jahr という挨拶の言葉の場合、
(これは慣用句として形容詞も大文字で書きますが)
glückliches という形容詞は、「neues Jahr」全体を修飾します。
しかし、eine neue, teure Uhr とコンマが入っている場合は、
それぞれの形容詞が別個に Uhr にかかるので、
「新しく、また高価な時計」という意味です。

数詞の使われ方をいくつか挙げてみます。

die 100 einflussreichsten Persönlichkeiten(100人のもっとも影響力のある人物たち)
eine 2 Wochen lange Konferenz(2週間かかる会議)
ein 3500 g schweres Baby(体重3500グラムの赤ん坊)
ein 150 km/h schneller Zug(時速150キロの列車)

数詞の前に前置詞 über を置いて、「~以上」とすることもできます。

eine über 2 Wochen lange Konferenz(2週間以上かかる会議)

だいたいの数値を表す時は、um や um rund が前に置かれます。

ein um rund 250 t schwereres Zuggewicht(およそ250トンある列車の重量)

過去分詞や現在分詞も、形容詞的に用いられて名詞を修飾します。
単独で使われている場合は、単なる形容詞です。

ein rennendes Pferd(走っている馬)
ein gestorbener Mann(死んだ男)

これらの分詞を修飾する副詞や副詞節がさらに付け加えられたものが「冠飾句」です。

ein noch viel schneller rennendes Pferd(さらにずっと速く走っている馬)
ein mit über 100 gestorbener Mann(100歳以上の年齢で死んだ男)

zu+現在分詞(未来受動)は、「可能」と「義務」の二つの意味があります。
付加された副詞の意味から区別できる場合も多いです。

ein leicht zu lösendes Problem(容易に解決できる問題)
ein unbedingt zu lösendes Problem(どうしても解決せねばならない問題)

副詞句はいくらでも追加できます。
冠飾句では、冠詞と名詞の間に、
それ自体で一つの文になり得るような内容を放り込むことができます。
そのため、関係代名詞を使った副文と冠飾句を使った文との間での書き換えは、
ドイツの学校でも課題になります。
付加語全体が独立した文になり得るのが冠飾句なので、
当然すべての品詞や句が使えるわけで、
形容詞につく表現がどのようなものかと問う余地がないので、
文法書にはそうした解説はないでしょう。
下の例では、三つの副詞句が、
形容詞的に使われている過去分詞 veröffentlichte を修飾します。

eine letzte Woche von der Europäischen Union in Brüssel veröffentlichte Studie
(先週ヨーロッパ共同体がブリュッセルで公表した調査)
letzte Woche:時を表す副詞句
von der Europäischen Union:行為の主体を表す副詞句
in Brüssel:場所を表す副詞句

同様に

die von ihm lange und heiß gewünschte Freiheit
(彼が長いこと熱く望んだ自由)
~~~~~~~~~~~~~~
次の回答番号に続きます。

投稿日時 - 2019-05-11 18:08:30

補足

>ein 7 Jahre alter Mädchen
仰る通り、例を調べている最中に見かけたものです。確認不足でした。

分詞類+付加語の形を指す場合が多いのですね。
lupin__Xさんのご回答と、文法解説書を読み比べながら、少し頭を悩ませていたところでした。

投稿日時 - 2019-05-12 08:46:11

お礼

副詞的4格などと書かれた項目で、似たような例を見つけることができました。
今回のケースはこれに該当するのでしょうか?

ありがとうございます。

投稿日時 - 2019-05-12 08:54:05

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回答(6)

(前の回答からの続きです)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
冠飾句が重層的に使われることも稀ではありません。
ただし、あくまでも書き言葉で、好ましくないものも多いです。

der zur auf dem Berg stehenden Hütte führende Weg
(山上の小屋まで通ずる道)
(= der Weg, der zur Hütte führt, die auf dem Berg steht)
冠飾句1:der zur Hütte führende Weg
冠飾句2:die auf dem Berg stehende Hütte

die zur ganz neu eröffneten Bibliothek gehörenden Bücher
(ごく最近開館した図書館の本)
(= die Bücher, die zur Bibliothek gehören, die ganz neu eröffnet wurde)
冠飾句1:die zur Bibliothek gehörenden Bücher
冠飾句2:die ganz neu eröffnete Bibliothek

話法の助動詞の現在分詞も使うことができますが、重いです。
下の例では、bleiben が原形不定詞、unbekannt がそれを修飾する副詞。

ein unbekannt bleiben wollender Verfasser
匿名でいることを希望する著者

理論的にはどんどん長くできるのです。

ein für mich nur zu langer und ermüdender aber für meinen Freund äußerst spannend scheinender Wanderweg
(私にはただ長く疲れるだけの、しかし私の友人にはものすごくスリルがあるように見える散策路)

ドイツ語の冠飾句はかなり古くからありますが、
1600年ごろから、官庁ドイツ語と文法家によって規範が整えられたそうで、
本質的に書き言葉です。
ドイツのジャーナリスト向けの文章指南の本に、
悪文の例として、法律ドイツ語に出てくる長すぎる冠飾句が引用されています。

die von mir für ihn an die in dem von ihm zur Bearbeitung übernommenen Steinbruch beschäftigt gewesenen Arbeiter vorgeschossenen Arbeitslöhne
(彼が作業を請け負った採石場で働いていた労働者に、私が彼に代わって前払いした労働賃金)

冠飾句が三重になっている極端な例で、ネイティブでも読みにくいものです。

投稿日時 - 2019-05-11 18:11:54

お礼

ありがとうございます!

投稿日時 - 2019-05-12 09:20:34

ANo.4

Das Mädchen ist 7 Jahre alt.
のように使えるなら、たいてい句と使えますよ。
形容詞の冠飾句について特に知りたいのですか。
その中でも冠詞の直後に数詞が来るような。
通常、形容詞なら、その程度を表すのに適切な単位名詞が
使われますよね。(alt なら Jahr(e) や Monat(e) )

単位名詞のないのは、1語になっちゃって数詞が表に出ないの
しかぱっと浮かびません。
(das) vierbeinige Tier   四本足の動物
(das) zweiatomige Molekül 二原子分子

形容詞のない
ein 30000 Euro Auto
は、どうでしょう。でも、通常は
Das Dorf mit 300 Einwohner
のような形です。

投稿日時 - 2019-05-11 05:00:00

お礼

ありがとうございます。

投稿日時 - 2019-05-12 08:16:21

ANo.3

直訳に近い表現で英訳すると
a seven-year-old girl
になります。これくらいなら、まとまった形容詞扱いとして
前置されますが、ドイツ語では、もっと複雑な表現も前置で
使われます。

形容詞に数詞(+単位名詞)を伴う表現として一例(hoch:高い)
ein 3000 Meter hoher Berg
Der mit 8.611 Meter zweithöchste Berg der Erde "K2"
(原級では mit を使いませんが)


形容詞や分詞にいろいろくっついた表現が冠詞と名詞の間に
挟まれることがドイツ語ではよくあります。英語だと後置の
方が多いですが。ドイツ語では、この表現を冠飾句といいます。
論文などでは、冠飾句の中に冠飾句というような複雑なものも
使ったりしますが、話し言葉では、複雑な冠飾句はあまり使い
ません。形容詞よりも分詞の方が複雑な表現ができてしまいます。
分詞は、動詞の要素があっていろいろ付加語がつきますから。

文法書には、分詞での冠飾句の説明が、かなりの分量書かれて
ます。現在分詞・過去分詞・未来受動分詞があります。
zu + 現在分詞は、未来受動分詞です。
(不定詞では形容詞的な語尾活用ができませんね。)

ein leicht zu lösendes Problem (容易に解決されうる問題)
die nicht zu lösende Aufgabe  (解かれ得ない課題)

Das auf dem Tisch liegende Buch gehört meinem Bruder.
(英:The book lying on the desk belongs to my brother.)

投稿日時 - 2019-05-10 05:00:00

お礼

ありがとうございます。

冠飾句について調べていたところでした。

しかし形容詞にくっつくことのできる表現がどういうものか、というのが、持っている本だけだと、どうもよくわからなくて。
その形容詞と関係するような表現なら、結構なんでもいけるものなんでしょうか?

投稿日時 - 2019-05-10 15:53:28

追加ですが、不定冠詞ではなく定冠詞だったら、das 7 Jahre alte Mädchenと言う変化になりますよ。

投稿日時 - 2019-05-08 19:52:08

お礼

ありがとうございます。

投稿日時 - 2019-05-08 20:22:34

Das Mädchen ist 7 Jahre alt.その少女は七歳です。 ドイツ語は、冠詞と名詞の前にどんどん形容詞句を入れることができる言語なので、形容詞を変化させて入れることができます。
多分この句は Mädchenは中性名詞なので、ein 7 Jahre altes Mädchen(七歳の少女)だとおもいます。不定詞も入ったりします。ein einfach zu lesendes Buchのように。
また、七歳年上の少女だったら、ein 7 Jahre älteres Mädchenのようになっていきます。
ドイツ語は、枠構造が特徴なので、一般的に、語句を途中にどんどん挟んでいく言語です。大切なものは、先頭、2番目、一番後ろに来る言語と言っても良いかもしれません。

投稿日時 - 2019-05-08 19:47:06

お礼

ありがとうございます。

投稿日時 - 2019-05-08 21:06:56

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