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解決済みの質問

着陸時の衝撃のこと

飛行機に乗ったことのある人は経験があると思うのですが、着陸時のドシンという衝撃のことで最近あれはワザとやっているとか、それは都市伝説だとかの議論があります。
どちらかが嘘つきと言うことでしょうか。

https://fly-tanuki.jp/archives/6988

https://www.huffingtonpost.jp/weather-news/landing_a_23428026/

投稿日時 - 2018-06-27 00:41:18

QNo.9512593

KGS

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

大型機の操縦教官をしていました。

ドシンと衝撃を感じるような着陸をするようには教えませんでした。
トンかドンですね。

着陸操作ですが、滑走路端を高度50フィート、速度1.3Vs(着陸形態の失速速度の1.3倍)で通過し、端から1000フィート、長さ200フィートの着陸帯標識に接地するように操縦します。
滑走路端を通過する時に、予備起こしと言って少し機首を上げます。
これまで降下率が半分程度になる感覚ですが、計器をみて行う訳ではありません。
そのまま待ちますと、一度減った降下率(沈み)が大きくなるように感じますので、沈みを小さくするように引き起こし(機首を上げる、フレアー)をします。
そのようにして沈みを調整しながら滑走路に近づき、接地の直前、沈みに応じて最後の一引きをして滑らかに接地させます。
沈みは先にも書きましたように計器を見る訳ではなく、地面の浮き上がりの見え方、体の間隔(特に腰の辺り)で感じ取ります。
通常の着陸角度は3度で、滑走路端を高度50フィートで通過し3度ままの角度ですと、滑走路端から1000フィート、接地帯標識の端に接地することになりますが、引き起こしをすることにより少し前に移動し、接地帯標識の真ん中付近に接地します。
雨天や強風の場合は、早く接地する事やハイドロプレーニング減少を避けるため、余り引き起こさず、ドシンと着地させる事はありますが、通常は滑らかに着地するよう指導していました。
正しい高度判定が出来、沈みを応じての最期の一引きが判っていれば、状況に応じた接地が出来ます。

引き起こしですが、空母艦載機は接地点を正確にするため一定速度、一定降下率のまま引き起こしせずに着地します。(ノンフレア―着陸)
F-4が航空自衛隊に導入された時、それまでの引き起こしをしての着陸に対し、このノンフレアー着陸には違和感を感じたそうです。
また、F-4は主脚の取付角度が少し前を向いていて、着陸衝撃を後方に受けるようにして速度を減少するよう設計されています。

艦載機でも零戦などは引き起こしをしての失速着陸でした。
出来るだけ低い速度で着艦出来るよう、艦尾通過後3点着陸姿勢まで引き起こし、接地点上空3cm!で失速に入るようにしたそうです。
そしてトンと接地、高度が高すぎるとドシンとなり、これは「脚の強度試験」と笑われたそうです。

ドスンと落とした方が短く止るの件ですが、必ずしも正しくはありません。
滑らかな接地でも、適切なパワー操作をし低い速度で接地すれば短く止ります。

最初のURLでは降下角度が2.5度となっていますが3度ですね。
国内の空港で進入角度が2.5度の空港はありません。
せいぜい小さくて2.7度、大きくて3.3度かと思います。
移設前の岩国飛行場が3.3度でしたが、たった0.3度ですが降下率が通常より多いので、意識して呼び起こしを大きくしないと起こしが足りずにドカン接地になったものです。

投稿日時 - 2018-06-27 20:54:17

お礼

まさか教官から回答を頂けるとは!
専門用語が多いので、10回以上拝読いたしました。
なんだか自分が操縦の訓練を受けているかのような錯覚に陥ります。
いつもは国内線ばかり乗っていて飛行機に乗ると、ほとんど寝ていて着陸のドシンか逆噴射で目が覚めます。
今度、乗るときは着陸前に起きて楽しみにしています。
回答ありがとうございました。

投稿日時 - 2018-06-27 23:09:01

ANo.9

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回答(10)

ANo.10

#9です。
ハイドロプレーニング減少は、ハイドロプレーニング現象の間違いでした。

投稿日時 - 2018-06-27 22:55:07

お礼

以前、滑走路の設計に携わった経験がありましてグルービングの多さに驚いたことがあります。
車で滑走路を走ると、グルービングのせいで凄い音がしますね。
回答ありがとうございました。

投稿日時 - 2018-06-27 23:21:44

ANo.8

軍用機は短い滑走路にも着陸しなければならないので、パイロットは滑走距離を短くするために鋭角に着陸します。必然ドシンと言う着地になります。空母甲板に着艦する戦闘機はその典型です。絶対にふわりとは着艦しません。ドシンです。操縦技術が高いのでそういうことが出来る。民間航空機ではそんな必要はありませんが、軍用機から民間航空機パイロットに転身した人はそういう癖が抜けないそうです。

投稿日時 - 2018-06-27 11:48:51

お礼

なるほど。
納得できました。

投稿日時 - 2018-06-27 19:17:14

ANo.7

>着陸時のドシンという衝撃のことで最近あれはワザとやっているとか、それは都市伝説だとかの議論があります。

初めて知りました、
頻繁に飛行機に乗るわけではないのですが、
あれは腕の差だとばかり思っていました、
今まで乗った中で、
ハードランディングは一回しか経験しておらず、
そのパイロットは離陸時も?と言う動きをさせていましたので。


ちなみに上記のサイトは着陸の方法による衝撃の違いに焦点を当てていて、
下のサイトは、都市伝説化したプロセスと、
航空技能審査の判定基準に基づく着陸の仕方や
パイロットの資質に言及し
定点着陸が主流となっているので「ドシン」という着陸になっているとか書いています。。

着陸の衝撃についての言及以外かぶっているのはほとんど無いので、
嘘かどうかの比較としては、
着陸時の衝撃の原理に対するものしかなく、
双方で矛盾しているところが無いので、
どちらが嘘と言うことは無いと思います。

投稿日時 - 2018-06-27 10:58:58

お礼

すいません、よくわかりませんでした。

投稿日時 - 2018-06-27 19:15:27

ANo.6

基本的には着陸機体を安定させる意味でも強めに接地させるのが上手い着陸とされています。
悪天候などだけでなく、好天時も突風が吹く可能性はあります。
よって、いつ着陸したかわからないような着陸はパイロットの中では下手くそと言われるようです。

投稿日時 - 2018-06-27 10:20:39

お礼

ありがとうございます。
それは操縦マニュアルに書いてあるのですか?

投稿日時 - 2018-06-27 19:13:26

状況によりますよね。

雨、湿雪とかといった悪天候・路面の時は
ハイドロプレーニング対策として、乗客には衝撃になるけど、
少々バウンドしても短い距離でとまれる効果を狙った
”意図的なドスン着陸”をします。

また好天でも滑走路が短い(2500m以下とか)場合でも、
ドスンをすることは多々あります。

長い滑走路(3000m級)で好天ならスムーズ着陸が多いんじゃない
でしょうかね。どんな状況でもいつもドスン着陸しているわけでは
ないですよ。滑らかな着陸は何度も経験はしていますから。

投稿日時 - 2018-06-27 08:21:17

お礼

ありがとうございます。
確かに石垣島とかの島の空港はドスンが多いのかなと思いますが、どうなんでしょう、、、そんなに頻繁に飛行機に乗ることがないので。

投稿日時 - 2018-06-27 19:07:48

ANo.4

重量や速度のエネルギー、脚の剛性、タイヤの回転摩擦、などなど考えると、耐えられる程度、ちょっと強く着陸した程度の摩擦でどれほど運動エネルギーを減らせるか、かなり疑問なんですけどね。
脚のロックを確かめる、という説もあるけど、ロックしてなきゃドシンの勢いでそのまま接地しちゃうでしょうからアウト。出力あげて上昇するには大型機はかなり時間が必要。瞬間に上昇できるのは小型機だけ。
単に、あまりゆっくり降ろすとその分前へ進み過ぎちゃって滑走路が足らなくなるだけの話じゃ?
戦闘機パイロットが書いた小説なんか読んでいても、いつ接地したのか分からないぐらいが一番うまい、みたいな事書いてるのが多いし。

投稿日時 - 2018-06-27 08:08:13

お礼

ありがとうございます。
ドスンがなく、いきなり逆噴射というのがベストだとばかり思っていました。
まあ、距離が伸びるというのも説得力がありますが。

投稿日時 - 2018-06-27 19:04:17

滑らかに降りようと思えば降りられるんですが、そうすると滑走距離が長くなってしまいます。
ですからドシンと落としてあるていど慣性力を抑えるほうが、短い距離で済むのだそうです。

投稿日時 - 2018-06-27 06:21:10

お礼

ありがとうございます。
ドスン説を唱える人は、そういう理由らしいですね。

投稿日時 - 2018-06-27 18:52:25

ANo.2

 テレビ番組でキャプテンが、「わざとやっています」と言っていました。

 「雨の時など、短い距離で確実に止まろうとした場合は、ドスンと落として接地し(摩擦で?)制動をかけることになります」というように。

 これはそこまでハッキリした記憶ではありませんが、「操縦マニュアルにもそう書いてある」と言っていたような・・・ 。

 また、その番組では、鉄球のようなもので、ドスンと音を立てて落とした場合と音を立てないようにして落とした場合で、どちらが早く止まるか実験をしていました。

 驚くとともに感心したのですが、ドスンと落としたほうが早く止まっていました。初速を操作していたかどうかは、単なる視聴者である私にはわかりませんが、そこまで言うのですから本当だろうと思っています。

 ドスンと落ちたというか着陸というかした瞬間に、機体には、上へ跳ね返ろうとする力ががかかってバウンドする代わりに、前へ移動しようとする慣性がかなり失われ、その結果短い距離で止まれるのだろうな・・・ というのが、そのとき考えた私の理屈です。いや、これもテレビで言っていた理屈かな?、ごっちゃになっているかも。

 まあ、キャプテンが下手で、長い滑走路があって必要ないときにもバウンドしているという事も、きっとあるんだろうとは思いますが、基本的には「意図的にやっている」というのが正解だろうと思います。

 残念ながら、番組は忘れました。まあ、ジョブチューンのような、裏話を語る番組だったかとは思いますが。

投稿日時 - 2018-06-27 01:26:43

お礼

ありがとうございます。
テレビ番組でキャプテンが、「わざとやっています」と言っていましたのは私も見ていて驚きました。
ソフトランディングが上手な着陸と思っていたのですが。

投稿日時 - 2018-06-27 18:48:20

ANo.1

素人ですが、逆噴射を安全に行うためには車輪がしっかり地面を噛んでいないとまずいのではと思います。滑走路の長さを考えるとドシンと落とさないとならないのでは。複葉機の時代にはお尻を落として尾そりで地面をひっかいて止まったと聞きました。

投稿日時 - 2018-06-27 00:52:20

お礼

回答ありがとうございます。
複葉機や、ゼロ戦は前輪が2つで後ろが一つでしたからね。

投稿日時 - 2018-06-27 18:41:10

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