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解決済みの質問

(敬語) 行く→いらっしゃった について

海外の方に敬語を教えていて、動詞「行く」について質問です。
どこのページをみても「行く」の尊敬語は「いらっしゃった」と説明していますが、
以下のような例文をみると「居る」や、「来る」、「着く」に近いニュアンスであって、「行く」の敬語であることが納得できかねています。
---
休暇は大阪にいらっしゃったそうですね。
会場へは何時にいらっしゃいますか?
明日は会社にいらっしゃいますか?
---
「おいでになる」について同様です。

私の中では、「行く」というと以下のようなイメージをしています。
1 向こうへ移動する。「はやく―・け」
2 目的地へ向かって進む。「学校へ―・く」

上記に近いニュアンスで敬語を使う場合は、
少し丁寧度はさがりますが、「行かれる」を使用するか、他の尊敬語(出発なさる等)を使用するのが正しいのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

投稿日時 - 2016-09-07 07:02:26

QNo.9225563

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

 僕は、単に非尊敬語の「いる」「来る」「行く」の三つが中和されて、尊敬語では「いらっしゃる」一つになると思っています。

 進行相と結果相が、地方言語では「勉強しよる」系(進行)と「勉強しとる」系(結果)と峻別されているのに、標準語では「勉強している」と中和されているようなものです。

 言葉は色んな部門で「中和」が見られ、文脈なしには、区別できないものは少なくないと思います。

 欧米の言葉では「兄」と「弟」が brother / Bruder / frère、日本語の話し言葉では「伯父」と「叔父」が「おじ」と中和されているようなものです。

投稿日時 - 2016-09-07 07:46:07

ANo.3

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回答(8)

ANo.8

#5です。

>お互い日本にいる状況で、「明日はアメリカへいらっしゃいますか?」と言うことに特に問題はありませんでしょうか。
 :
このような話者が聞き手に向かって直接敬語を使う、いわゆる対話の世界においては、聞き手に敬意とともに質問の意図が伝わるようならそれで十分です。
その意味ではあまり内容の薄い例文のような言い方をすることはほとんどなく、例えば次のようになるでしょう。
「明日は成田発何時の便でアメリカにいらっしゃるのでしょうか。」予定形=行く
「明日は何時頃ならアメリカにいらっしゃっているのでしょうか。」完了形=居る
つまりは、本動詞としての「いらっしゃる」は、その守備範囲が広くて一番使いやすい「レル敬語」において頻用するだけに「特定形」として求められている、そんなごく限られた用法なので、相手(聞き手)に間違いなく伝わるように表現にも工夫が求められる類に当たりますから、日本語学習者の初歩ではその辺をしっかり指導しないとならないでしょう。

ですから「いらっしゃる」の本動詞使用は「話題の世界」に限定し、「対話の世界」では補助動詞として「…ている」の尊敬語「…ていらっしゃいます」としての用法をお勧めしてはいかがでしょう。
「田中先生がアメリカにいらっしゃるのは明日のことでしたでしょうか。」
「明日には山田さん(=聞き手/あなた)はアメリカに行ってらっしゃいますか。」
「明日、山田さん(=聞き手/あなた)はアメリカに着いていらしてますか。」

投稿日時 - 2016-09-11 09:54:50

お礼

ご丁寧にご説明ありがとうございます。使い方によって意味が変わってくるんですね。。尊敬語「…ていらっしゃいます」としての用法を検討してみます。ありがとうございました!

投稿日時 - 2016-09-19 02:16:52

ANo.7

 #3です。補足です。

>>ただ、1つ、疑問なのですが、同じ場所にいた場合、「何時に東京駅に行きますか?」というと大抵は出発時間を聞いた質問になると思いますが、
「何時に東京駅にいらっしゃいますか?」と聞いた場合、出発時間の質問とは解釈も可能でしょうか。

 僕は「何時までに東京駅にいらっしゃるおつもりですか」と言った微調整で、「何時に東京駅に行きますか」の敬語になると思います。

投稿日時 - 2016-09-11 08:05:34

お礼

たしかに、「までに」を使っての調整が可能ですね。3度もご回答いただき、本当にありがとうございました!

投稿日時 - 2016-09-19 01:57:27

ANo.6

 #3です。ごちゃごちゃ申したので整理します。

 言葉にはそれぞれ仕切りのし方が違います。仕切りのある方を甲言語、ない方を乙言語にします。言葉には下のような部門があります。

1。語用論
 日本語:普通の場合、行く、来る、居る、の三つに分けられる
     敬語の場合、いらっしゃる、一つに中和される

2。文法論
 日本語の地方言語 進行相、結果相、二つに分かれる
     標準語  ~ている、一つに中和される

3。語彙論
 中国語:叔父、伯父、の区別があある
 日本語:「おじ」、一つに中和される

4。音韻論
 室町時代の日本語:「とう」と「たう」の区別、「じ」と「ぢ」の区別がある。
 http://www.nihongokyoshi.co.jp/manbow/manbow.php?id=1166&TAB=2
 http://www.nihongokyoshi.co.jp/manbow/manbow.php?id=1171&TAB=2
 今の日本語:「とう」、「じ」にそれぞれ中和され、冬至も湯治も同じになった。

 このように見ると中和のあるなしはいろんなところで見られます。ですから甲側から見て、乙とはなんと不自由な言語か、と訝るのは自由です。

 でも今の日本人が冬至と湯治が同じだから、中世中国人が、叔父と伯父の区別も出来ないから日本はダメ、「兄」と「弟」の区別ができないと英独仏を哀れむことは不要です。

 言葉って不自由なところは話す人の頭で、さっさと補えるもので、敬意さえ十分払っていれば、「行こう」と「来よう」と「居よう」と手前勝手に解釈すればいいと思います。

 前よりもっとゴチャゴチャですみません。
 

投稿日時 - 2016-09-08 07:47:57

お礼

No3とあわせてありがとうございます。中和という点はまったく思いつきませんでした。 普通語にはなく、敬語のみ起きているところが、もやっとしますが、、日本語は難しいですね。 たしかに手前勝手に解釈したらいいという考え方はその通りだと思いました。

ただ、1つ、疑問なのですが、同じ場所にいた場合、「何時に東京駅に行きますか?」というと大抵は出発時間を聞いた質問になると思いますが、
「何時に東京駅にいらっしゃいますか?」と聞いた場合、出発時間の質問とは解釈も可能でしょうか。

投稿日時 - 2016-09-11 05:34:03

ANo.5

「行く」の意味を明確にしたい場合は「いらっしゃる」の補助動詞での用法が可能です。
1 向こうへ移動する。「はやく―・け」
1)はやくお行きになって(い)らっしゃい。
2)はやく行って(い)らっしゃい。
本動詞でも「~へ」など向かう先を明示する手もあります。
3)はやく~へいら(っ)し(ゃっ)てください。
そのほかにも例えば、
4)はやくお行きになってください。
5)はやくお行きなさい。
6)はやくお出かけください。

2 目的地へ向かって進む。「学校へ―・く」
1)学校へお行きになって(い)らっしゃい。
2)学校へ行って(い)らっしゃい。
3)学校へいら(っ)し(ゃっ)てください。
4)学校へお行きになってください。
5)学校へお行きなさい。
6)学校へお出かけください。

投稿日時 - 2016-09-07 10:47:05

お礼

ご丁寧にご説明いただきありがとうございます。「いらっしゃる」の補助動詞での方法というのは知りませんでした。本題になりますが、やはり、(3)の例文で、自分がいないにも関わらず、「いらっしゃる」を使用することに少し違和感を感じるんですが、問題ありませんでしょうか。たとえば、お互い日本にいる状況で、「明日はアメリカへいらっしゃいますか?」と言うことに特に問題はありませんでしょうか。

投稿日時 - 2016-09-11 04:57:05

 敬語「いらっしゃった」は「いらっしゃる」の過去形で、敬語でなければ「いる」になりますね。「東京にいらっしゃる」を「東京にいる」とは使わないものの、「いる」で考えるといいかと思います。

「いる」ですが、「居る」と「入(い)る」の二つが音が同じため、ちょっとややこしくなっています。東京に住んでいることを「東京に居る」→「東京に居らっしゃる」というのは、特に問題がないでしょう。

 問題は「東京に行く/来る」を「東京にいらっしゃる」となぜ言えるかということだと思います。これは「いらっしゃる」が「入らっしゃる」で「入る」の用法なのです。

・デジタル大辞泉 い・る【入る】
https://kotobank.jp/word/%E5%85%A5%E3%82%8B-436522#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89
>1 人や物がある場所・範囲・状態などに移る。はいる。

 ある場所や状態に移る、という意味があるわけですね。つまり、「まだ東京に居ない」から「もう東京に居る」に状態変化することを指して、「東京に入る」→「東京にいらっしゃる」となるわけです。

 なお、この例文の場合は、「中に入(はい)る」の意味で考えてもいいでしょう(東京という地域の中に入る)。「~へ移る」というのは、「~に入る」と同じか、非常に近い状況を表しています。

 このような意味があるので、

> 3 (「いらせ給ふ」「いらせらる」などの形で)「来る」「行く」「居る」の意を表す。

という用法のうち「来る」「行く」の意味も出てきたわけです。

「おいでになる」(お出でになる)も同様に、「出る」から派生しています。「出る」が「入る」の対義語であることから分かると思いますが、「いらっしゃる」の「入る」が目的・対象に向かうことを表して、「状態が変化する」の意味を表すのに対し、「出る」はどこかから出発したという視点で、「状態が変化する」という意味を表すのです。

 なお、「お出で」の場合、文字的には「居(る)」とは関係がありません(「お居で」という言葉はない)。「居る」の意味を表すことができますが、原義からいえば「どこかから出てきて、そこに留まる」という意味であったのが、「ある場所、地位等に居る」という意味に転じました。

投稿日時 - 2016-09-07 10:24:14

お礼

「~に入る」という考え方があることは失念していました。。たしかにその通りだと思います。本当にありがとうございました。

投稿日時 - 2016-09-19 02:18:19

ANo.2

「いらっしゃる」には、色々な意味があり、「居る」「在る」「来る」「行く」の尊敬語になります。

言葉を使う時の状況によって、意味が異なることになります。

従って、質問中の1や2の意味でも「いらっしやる」で問題ありません。

投稿日時 - 2016-09-07 07:26:59

お礼

コメントありがとうございます。おっしゃる通りだとは思うんですが、だからこそ、外国の方には難しいだろうなと悩んでいます。 慣れれば、わかると思うんですけどね。。

投稿日時 - 2016-09-11 04:36:34

「おでかけになる」なんてのはいかがです?

投稿日時 - 2016-09-07 07:19:07

お礼

たしかにそれも一つの案ですね!ただ、なんとなく、社内の上司向けな感覚がするのは、僕だけでしょうか。。 でも、出かけるは思いつきませんでした。ありがとうございます!

投稿日時 - 2016-09-11 04:36:58

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