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締切り済みの質問

ミッションオイルとデフオイルの粘度の関係

車種はジムニーシエラ(JB43W)で、サービスマニュアルにはミッションオイル(MT)は75w-90(GL-4)、デフオイルは80w-90(GL-5)が指定されています。
ブログとかを見ていると75w-90でミッション、トランスファ、デフ前後4か所を共通で交換している人がいますが、どちらか1種に統一する場合、75w-90の方がいいのでしょうか。80w-90では不都合があるのでしょうか。どちらにするのが何故いいのかについて教えてください。
もちろんそれぞれ指定の粘度を使うのがベストなのでしょうけど、1種に統一で差支えなければ1種にしたいので。

投稿日時 - 2016-07-12 08:20:48

QNo.9200477

困ってます

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回答(4)

ANo.4

えーと、少し説明不足だったようですね。
ハイポイドギアというのは滑りやすいのではなく、回転する際にヘリカルギアやべべルギアとは違った運動をするのです。

ハイポイドギアとよく似た働きをするものにべべルギアがあります。この二つはどちらも駆動軸と被駆動軸が直角(必ずしも直角である必要はないがディファレンシャルの場合は直角です)に交わる場合に使用されます。大きく違うのはべべルギアでは駆動軸と被駆動軸の延長線(双方のシャフトから延ばした線)は交わりますが、ハイポイドギアでは交わりません。ディファレンシャルの場合で言えば駆動輪につながる法のシャフトとトランスミッション側からくるシャフトの軸はずれて(ジムニーなどの場合は上下方向にずれがある)いるのです。これは無意味にずれているのではなくギアの歯同士の接触する面積を大きくするための工夫なのです。ギア同士の接触する面積を大きくすれば小さなギアでも大きな力が伝達できる(小さな面積では如何に丈夫な金属でも変形したり摩耗したりしてしまうのは想像できるでしょ)事と、ねじれたような歯の形状にすることで、同時に幾つもの歯が噛みあうことになりますので、大きな力が掛かっても大丈夫なのですが、この構造のためギアの歯同士はハイポイドギアでは歯に対して平行な方向の滑りが大きくなってしまうのです。ハイポイドギアでは歯はそれぞれ曲線を描くように刻まれていますが、この曲線の歯同士が横滑りしながら噛みあって回転を伝えるのです。そのためトランスミッションのギアなどよりも横滑りの速度が大きくなるうえに、ディファレンシャルギアは最終減速を行う部分なので最も大きなトルクが掛かっています。そのためオイルに要求される性能もトランスミッションよりも大きな荷重での滑り運動に対して強い必要があるのです。

参考までにハイポイドギアの特性を説明したURLを載せておきます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%89

投稿日時 - 2016-07-13 01:25:07

お礼

こちらの浅はかな理解に対して、丁寧な補足解説ありがとうございます。ハイポインドギヤの特性とそれに対して粘度の高いオイルが必要ということが大体分かりました。オフセットして斜めに交わることで接点を広く稼いでいると。
「横滑り」というのが完全にはイメージできていないのですが、とにかくそれを防ぐために曲線で歯が刻まれているということですね。直線の歯だと横方向の力のまま滑ってしまう(力が逃げてしまう)とイメージしています。
デフの中でギヤがどう組まれているか想像する機会となり、勉強になりました。

投稿日時 - 2016-07-14 00:21:29

ANo.3

出来ればというよりも、それぞれ指定されたオイルを使うことをお勧めします。
というのも、トランスミッションに使用されているギアとディファレンシャルに使用されているギアではギアの種類が異なるため、オイルに要求される性能が違うからです。

トランスミッションに使用されているのはヘリカルギアが一般的ですが、ディファレンシャルに使用されているのはハイポイドギアという少し変わったギアなのです、このギアは回転する際に歯面に大きな滑りが生じるため、ヘリカルギアとは異なったオイルが要求されるのです。

まぁ、どちらか片方で代用したとしてもすぐに破損するようなことはありませんが、できれば避けるべきでしょうね。

投稿日時 - 2016-07-12 12:00:16

お礼

ギアの物理的な特性からも説明ができるですね。デフの方は滑りやすいから粘度は高めということなのでしょうか。使い分けよう思っています。

投稿日時 - 2016-07-12 23:31:43

ANo.2

80W-90/GL-5が指定されているデフに75W-90/GL-4のギヤオイルを使用すると耐極圧性や耐繊断性や粘度が低すぎて高負荷時に油膜切れを起こして異音やバックラッシュの発生や焼きつきの原因になったり、特に車両の経年劣化が進んでいる場合は暑い時期には粘度が低すぎてオイルシール部から(プロペラシャフト接合部やドラムブレーキ内に)オイル漏れ(滲み)を起こす可能性があります。
※粘度指数の違い以外に、API分類のGL-4とGL-5の違いをよくご確認ください。
※デフオイルに関しては、泥濘地や林道、つづら折れの峠道などのデフに負担が掛かる場所を走らないという条件で、更に走行中(≒アクセルON時)にステアリングをあまり(90度以上?)切らなければそれほどデフに負担は掛からないと思いますが、75W-90/GL-4を使用される場合は一般的な市街地の走行であっても雨天時や降雪路面などの路面のμ変化が不規則な場合や、狭い交差点や車庫入れ時などではデフ保護のためにアクセルを強く踏み込まないようお気をつけください。
※お乗りになられているお車にLSDが装着されている場合は故障や異音発生の原因になりますので必ずメーカー指定のオイル(粘度指数が合致しているということ以外にも「LSD対応品」の表示があるもの)を使用してください。(LSD対応オイルを普通のデフなどに使用する分には、値段が高いと言う事以外に特に問題はありません)

75W-90が指定されているトランスミッションやトランスファーに80W-90のギヤオイルを使用すると、暑い時期はそれほど問題なく使用できると思いますが、寒い時期には特に暖機が済むまでは粘度が高すぎてケース内部で抵抗になってギヤの入りが悪くなりますので、ギヤが入りにくい時にシフトレバーを無理やり操作した場合に内部のシンクロやギヤの歯(細かいことを言えばシフトリンケージなども)を痛める原因になります。
※トランスミッションやトランスファーに80W-90を使用される場合、特に寒い時期は暖機運転をしっかり行い、シフト操作時に少しでも違和感がある場合はダブルクラッチ操作を行って回転を合わせたり、もうしばらく暖機運転を行うなどしてギヤ鳴きを起こさないように丁寧に操作してください。

最後に、一度開封したオイル缶は蓋をしたとしても内部に空気が入りオイルの劣化(酸化)が進んでしまいそれ以降はもう年単位での保管はできませんので、オイル缶で購入するのではなく、お近くの自動車ディーラー(スズキの看板を上げている自動車整備工場を含む)やガソリンスタンドなどで、オイルの空き容器やペットボトルなどを持参して必要な量だけを量り売りしてもらえるところが無いでしょうか。

投稿日時 - 2016-07-12 11:12:22

お礼

詳しい解説をありがとうございます。耐極圧性、耐繊断性などかなり専門的ですね。とにかく、75w-90(GL-4)か80w-90(GL-5)どちらか一方を使った場合にも条件によっては影響があるということですね。だてに別の種類を指定していないということですね。GL-4とGL-5の違いは調べてみます。

投稿日時 - 2016-07-12 23:29:11

ANo.1

MTのオイルを80w-90にすると、ギヤを入れる際に少し重くなり、人によってはギヤを入れ難いと感じるかもしれません。
なのでMT・デフに同じオイルを使う人は75w-90に統一するんじゃないでしょうか。

投稿日時 - 2016-07-12 09:43:07

お礼

75w-90の方で統一する理由がよく分かりました。たしかにギヤの入り具合が運転フィーリングの良しあしに直結しますからね。自分も最近ギヤが固いと思っていてオイルを交換しようと調べています。統一するとしたらやはり75w-90ですね。

投稿日時 - 2016-07-12 23:35:39

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