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締切り済みの質問

薬剤服用歴管理指導料の改定について

薬剤利用料がお薬手帳を持参する方が安くなるようです。

正確には同じ薬局を利用する様にして、かつお薬手帳の利用を促すことによって薬の重複処方を減らす事を主眼にしているそうです(もちろん相性の悪い薬の組み合わせや手帳で履歴が確認できる事などもあるでしょうが)。

実は個人的には今まで薬手帳を使っておらず、その代わりに薬局からカラーでプリントアウトして渡される薬の説明用紙を全てファイリングして、かつ複数の医療機関の処方箋を一か所の薬局に持ち込んで処方を受けています(正確には薬だけでなく通院歴や検査結果などすべてをファイリングしています)。

その立場からすると、国のいう事は絵に描いた餅と言うか実情を知らないのではないかと思います。
1.いろんな医療機関の処方箋を持ち込むと、薬局に手持ちの薬がないことがある。当然ながら調剤薬局はすぐそばの病院の患者が処方箋を持ってくることを想定していて、だからそういう薬を在庫しているから、遠くの病院の処方箋やあるいは近隣病院にない診療科の処方箋なんか持ってこられても手持ちの薬がない場合もある。それにそんなたまにしか売れない薬の処方箋を持ってこられても薬局は不良在庫を抱えるだけで迷惑。

2.1.に関連してジェネリックだと同じ薬のジェネリックでもメーカーごとに製品がある。医療機関がメーカーを指定していると、同じ先発薬品のジェネリックでもメーカーが違うと対応できない。その結果、同じ薬でも先発品と沢井と日医工とトーアと、などいくつも在庫しなければならなくなる。

3.さらに処方箋には4日という期限があり、在庫が無いからやはり処方箋発行元医療機関の近所の調剤薬局へ行くにも間に合わない事もあり面倒。

実際にはうちの場合には通っている薬局のまわりに薬局が複数あり、薬局同士で貸し借りができるのでいくつもの病院の処方箋を安心して持ち込んでいますが、そんな恵まれた環境は多くないと思います。かかりつけ薬局と言うのは言葉ではいいように聞こえますが、個人的には実際に何年かやってみていろんな問題があることを実感してきました。

今回の改定を決めた厚生労働省の担当者はそういった実情をきちんと踏まえてこういう改訂を行ったのでしょうか?

投稿日時 - 2016-04-03 18:23:06

QNo.9153177

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回答(1)

ANo.1

当然です。
今回の法改正に当たり、日本薬学会、日本薬剤師会などにも意見聴取を行っています。現場からの要望も相当数届いており、改悪とは言えません。1つずつ説明します

>1.いろんな医療機関の処方箋を持ち込むと、薬局に手持ちの薬がないことがある。当然ながら調剤薬局はすぐそばの病院の患者が処方箋を持ってくることを想定していて、だからそういう薬を在庫しているから、遠くの病院の処方箋やあるいは近隣病院にない診療科の処方箋なんか持ってこられても手持ちの薬がない場合もある。それにそんなたまにしか売れない薬の処方箋を持ってこられても薬局は不良在庫を抱えるだけで迷惑。<

 これは薬剤師法や医療法などに準拠した決定です。元々保険薬局は門前でそこの医薬品だけ揃えていればいいというものではありません。むしろどのような処方箋にも対応することが求められており、手持ちの薬がないからといって処方箋による調剤を拒むことをしてはならないとしていることからもそのことが分かります。
 なぜなら、不良在庫を抱えてでも医師が処方したい薬を患者に提供できるようにするというのが医薬分業の根本的な考え方だからです。そうでないなら、院内薬局で十分なのです。
 現実問題で言うと、この法改正により個人薬局は立ち行かなくなるでしょう。チェーンの調剤薬局やグループ化し、人件費や諸経費を削減して欲しいとうのが国の施策です。チェーン等であれば薬局間で不良在庫の交換を行うことができるので(もちろん個人薬局間でもやっている地域はあります)そういう努力をしているところは問題が特にありません

>2.1.に関連してジェネリックだと同じ薬のジェネリックでもメーカーごとに製品がある。医療機関がメーカーを指定していると、同じ先発薬品のジェネリックでもメーカーが違うと対応できない。その結果、同じ薬でも先発品と沢井と日医工とトーアと、などいくつも在庫しなければならなくなる。<

これは現在でも同じです。患者さんによって日医工が良い、サワイが良い、テバが良いなどあるので同じ先発に対して多数のゾロを持っておく薬局は多いです。

>3.さらに処方箋には4日という期限があり、在庫が無いからやはり処方箋発行元医療機関の近所の調剤薬局へ行くにも間に合わない事もあり面倒。<

なので今後は交通機関の要所に展開した薬局が勝つという構図になる可能性があります。あるいは住宅密集地に門前ではない形で保険薬局を作れば、その近隣住民を取り込める可能性もあります。英国や米国でいう『地域の薬局』というものをモデルケースにしているのです。

現場の立場や政治的な部分などいろいろな面でこの問題は分かりますが、この程度で潰れるような薬局は消えて欲しいというのが上部の考え方だと思いますよ。



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投稿日時 - 2016-04-04 10:42:09

お礼

明快なご回答ありがとうございます。おっしゃるようなことが本音ならつじつまが合う事が他にもあります。すなわちかかりつけ薬局制度では24時間問い合わせに答えなければならないとか個人薬局には明らかに無理です。

しかしおっしゃるようなことが本音であればあまりにも回りくどいし、だったら初めから医薬分業とかで門前薬局なんか推進するなと言いたいです。それこそ朝令暮改のような振り回しに映りますが。

私は政令指定市に住んでいますが区役所のそばの薬局にセレネースとコントミンのジェネリックが無くて薬局の人があちこちに電話して探してくれて、結局車で何キロも離れた薬局まで行って手に入ったのはセレネース(のジェネリック)だけでした。仕方がなくもう一方はもう一度車で30分もかかる心療内科の門前薬局までもらいに行ったことがあります。
ご回答頂いて私も全く無知だったことがわかりました。すなわち「親切にも薬局の人があちこちに電話して探してくれた」と思っていたのですが実際には処方箋による調剤拒否という違法行為だったという事ですね。

そもそも今の薬価には医薬分業により薬局が単体で利益を上げなくては店舗が維持できないからという事で薬価を高くしている事も事実ですが、我々一般人はそんな業界の事情は最近報道されるまで一切知りませんでした。
今回は仰るような本音があるとして、合理的であればそれはそれで歓迎しますがあまりにもわかりにくいと思います。実際調剤拒否が違法だという事も私は知らなかったわけで、厚労省がそういう考え方を持っていたとしても一般人が知らなければそういう監視の目は生まれません。国民に理解されない政策は実効性を持たないと思います。

それとも薬剤師の政治勢力が強くてあまりにわかりやすい個人薬局潰しは逆に潰されてしまうからという事でしょうか?

投稿日時 - 2016-04-04 22:43:20

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