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解決済みの質問

簿記2級 129回 第3問

簿記2級 129回 第3問の解き方についてわからないところがあるので教えてください。
社債利息の計算ですが、正解答では年額の16000円となっています。
会計期間が4/1から3/31で、社債の発行日が7/1という事は社債利息を月割計算しないといけないと思うのですが、なぜ月割計算しなくていいのか教えてください。

投稿日時 - 2014-06-02 16:03:40

QNo.8620797

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

第3問は損益計算書を作る問題で、損益計算書の社債利息のは正解は88,000ですから、質問者さんが仰っている16,000というのは計算過程のお話ですね?そして、16,000は何の金額でしょうか、それを理解する必要があります。

この問題では利息を2つに分けて考えなくてはなりません。
1.単純に社債にかかる利息
2.償却原価法による評価替え分
です。
これらを最後に合算します。別々にみていきましょう。

1.利息
ごく単純に、額面2,000,000に年利3.6%ですから年間72,000です。
しかし、問題で与えられた資料の社債利息は54,000になっていますね。なぜか分かりますか?7月発行で利息の支払いが6月末と12月末、会計期間が4~3月ですから、前期末に1、2、3月分が見越し計上され、それが今期首に再振り替えされています。今期の6月と12月に36,000ずつ払って72,000になるところですが、そのうちの3か月分18,000は前期の分で、再振り替えによって減らされています。社債利息勘定だけを考えてみると、-18,000+36,000+36,000という増減になり、決算整理前の残高は54,000になります。決算整理でこの利息についてまた1、2、3月分が未払いになるわけですから見越し計上しなくてはなりません。計算するまでもないですが、2,000,000×3.6%÷12ヶ月×3ヶ月分=18,000
決算整理前の54,000に18,000を上乗せ計上してあげて、72,000。ちょうど1年分(2,000,000×3.6%)になりましたね。

2.原価償却法いよる評価替え
これ、学習されました?なんのことだか覚えてらっしゃいますか?
社債の額面と割引発行額の差額を利息と考えて、これを償還日までの間、月日の経過とともに社債の額を徐々に額面に近づけていくというやつです。償還日に向かって社債勘定の額が徐々に額面に近くなっていき、償還日には額面と同じになります。この、徐々に社債勘定に加算していく利息分を「社債利息」勘定で計上します。仕訳で表すと

社債利息 / 社債

となり、これは仕訳の8要素でいうと、

費用の発生 / 負債の増加

という仕訳です。
ですから上記1で計上した未払い分の社債利息にさらに社債利息が積み重なることになります。ちょっと解答が分かってきちゃいましたかね。ではこの評価替え分をどう計算して、いくらになるかをみてみましょう。

額面と発行額の差は2,000,000×(100%-96%)=80,000
この80,000を5年間=60ヶ月かけて徐々に”社債”に算入していきます。
前期末まで何ヶ月経っているでしょうか?9+12+12ヶ月の計33ヶ月経っていますね。
前期末までに80,000÷60ヶ月×33ヶ月=44,000が社債に算入されています。
ここで、問題資料の決算整理前の社債の残高を見てみてください。
発行時は@96×20,000口=1920,000だったばずの社債が192,000+4,400=1,964,000にまで増えているのが確認できます。
さらに決算整理で今期の12か月分をさらに算入してあげる必要があります。
80,000÷60ヶ月×12ヶ月=16,000

決算整理前の社債利息54,000に1の18,000と2の16,000を加算すると、
54,000+18,000+16,000=88,000
損益計算書に最終的に載せる社債利息の額は88,000になります。
そして、質問者さんが疑問に思った計算過程の16,000というのは、償却原価法による評価替えの今期12ヶ月分の社債利息の額というわけです。計算上、月単位で考えましたが、今期1年間に係る分なので12ヶ月分であり、1の利息のような利払い日とのズレを考える必要がないから月割計算する必要がありません。もしこれが買入れ償還などによって期の途中で償還された場合は1の利息同様、評価替え分の月割計算をする必要があります。固定資産を期中で売却した場合の当期分の減価償却費の計算に似ています。

投稿日時 - 2014-06-02 17:48:19

お礼

takashi_h様
ていねいにご回答頂きましてありがとうございました。
年利率3%による社債利息の計算は解っていたのですが、償却原価法の社債利率の計算が合わなくて困っていました。
償却原価法での社債利息は最初の年に9カ月で月割計算されて決算時に1年計算できるようにされている事に気がつきませんでした。社債の額が発行時の1920000円より44000円増えている事の意味が、24か月+9か月分の社債利息である事まで計算できていませんでした。
だから、当期分の金利調整差額は1年分の18000円になるのですね。年利率での社債利息の計算の方が月割計算が必要なので、こちらの社債利息も当然月割計算するものだと勝手に思っていました。
テキストで使っているスッキリシリーズにもサクッとシリーズにも、どちらの社債利息の計算も月割計算する例文ばかりだったので、この事に全く気がつきませんでした。
大原出版の過去問題集にこの第129回の第3問の標準解答時間が35分となっているのですが、今の私は35分間ではとても解けない状態です。
どうもありがとうございました。

投稿日時 - 2014-06-02 21:46:53

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