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キリスト教とユダヤ教の神様についてお教えください。

キリスト教とユダヤ教では神様は一人で同じ神様と聞きました。
同じ神様なのになぜ違う宗教になってしまっているのでしょうか?
また、キリスト教では、神様が人を神様の形と同じように作ったというのですが、キリストの顔は絵でよく見ますが、人間と同じような形をした神様の顔の絵を見たことがないのですが、どのような顔しているのでしょうか?
すみませんが、お教えいただけましたら助かります。
よろしくお願いいたします。

投稿日時 - 2013-09-10 11:53:48

QNo.8257698

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

>キリスト教とユダヤ教では神様は一人で同じ神様と聞きました

ユダヤ教の「ヤハウェ」、キリスト教の「ゴッド」、イスラム教の「アッラー」はみな日本語訳すれば「神様」となり、同じ方を指しています。これは、これらの宗教が一神教だからです。
一神教とは、この世の中に神様はただお一人だと考える宗教です。その神様は唯一絶対の存在ですので、他のお方を神様呼ばわりするのはすべて間違いと考えます。だから、彼らが指す神様は同じ方なのです。

んでこの唯一絶対の神様、旧約聖書によるとモーゼの前にそのお姿を現したということですが、モーゼが「あなたは、誰ですか?」という至極もっともなご質問に「私はあって、あるものである」などと禅問答のようなお答えをします。そもそも神様によると、名前は何のためにある?他の奴と区別するためだ。だけど俺は唯一絶対の存在だから他と区別する必要はないから名前など必要ないのだ、と実に面倒くさいことを言い出します。しかしモーゼは「それじゃ、お祈りするときに困りますし、仲間内であなたのことを話すときにどういえばいいか困ります」とクレームをつけたので、神様は「じゃあ、神様って呼ぶのは許す」といったのです。
話は横道に逸れますが、旧約聖書ではかように神様と人間が交渉する場面がちょいちょいあります。それで、モーゼと神様はお互いに交渉して「契約」を結ぶのです。旧約とか新約なんていうのの「約」とは契約の「約」なのです。さすがは契約社会の人たちですよね。

>同じ神様なのになぜ違う宗教になってしまっているのでしょうか?

旧約聖書の成立で、いわゆるユダヤ教ができます。これがイスラエルを中心に広まります。古代イスラエル王国などが繁栄するのですが、まあ色々と内紛が起きたりしてやがてイスラエルの地はローマ帝国の属州となります。しかしユダヤ人つーのは非常に排他的なところがある人たちでございまして(彼らが世界的に嫌われる一因です)、自分たちの国に異教徒がデカい顔をしてウロつくのが腹が立ってしょうがない。
そこに現れたのが、イエスです。イエスは、ユダヤ教のラビ(教師)だったんですね。イエスは預言者として画期的なことを言い出しました。それは「愛」です。

大事なことを書き忘れていました。よく「預言者」といいますが、これは「予言者」とは違います。旧約聖書では神様のお言葉を伝える、いってみればコンダクターがいたわけです。この人たちは神様から言葉を【預】かるので「預言」という言葉をあてます。

それまで、ユダヤ教の予言者はみな「お前ら、堕落しやがって。神様は怒ってらっしゃるぞ!」といってきました。有名なのが死海の底にかつてあったという伝説のソドムとゴモラという町で、あまりに悪徳と欲望と堕落がひどいので、神様は火の玉を落としまくって壊滅させたと旧約聖書にあります。「お前たちもこのままでは神様のお怒りをかい、ソドムとゴモラの二の舞だ!」と預言者は警告してきました。

そんな中、イエスは「神様は、お前たちを愛しているんだ。誰でも天国に行ける」と言い出しました。これはもう大変に革命的かつ非常識極まりない発言でした。だって、娼婦も泥棒も天国に行けると言い出したんだもの。まっ正直に生きている人からすれば天国で犯罪人と一緒になるだなんて受け入れられるわけがないでしょう?
だけど、貧しい人、差別される人たちからすると自分たちは行けないといわれていた天国にイエスが「君らも行けるよ。行いを悔い改めればね」といったので、たちまちのうちにイエスブームが起こります。
しかし、イエスは結局十字架にかけられました。その理由は話すと長いのですが、要はユダヤ人の独立運動指導者になることを期待されていたのにイエスは「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」などといって大衆の期待を裏切ったからです。

イエスはあくまでユダヤ教の指導者として十字架にかけられたのですが、パウロという人が「イエスは救世主だったんだー!」と言い出してキリスト教が成立します。ちなみにこのパウロさん、イエスの弟子の一人に数えられますが、イエスと会ったことがありません。イエスの死後に弟子になった人です。死後で弟子ってどういうことやねんと思うかもしれないけど、長くなっちゃうから割愛。
このパウロさんによって、「ユダヤ教イエス派」というべき集団が「キリスト教」という独立した宗教になっていきます。

それからずっと後の6世紀くらいに、メッカの洞窟で瞑想していたマホメット(ムハンマド)に大天使ガブリエルが現れて「お前は預言者だよ。これから神様のメッセージを伝えるね」といいます。これによってイスラム教が始まります。
マホメットはイエスも含めた他の預言者たち、いやブッダなども含めた宗教家としてかなり独特な一面を持ちます。それは「政治家であり、軍隊の司令官でもあった」ってことです。んー、かなり俗っぽいぞ。軍隊を率いて敵を打ち破ったりもしているので、汝の敵を愛せよといったイエスや殺生を禁じたブッダとはかなり違います。
しかしその辺りがかえって中東近辺の人たちの心をつかみます。まあこのへんは民族性の違いというしかないです。イスラム教の経典コーランにはイエスを始め他の預言者たちも預言者の一員とはしていますが、いうまでもなくマホメットが「一番最高の預言者である」としています。

>人間と同じような形をした神様の顔の絵を見たことがないのですが、どのような顔しているのでしょうか?

神様は「私は偉大すぎる存在だから畏れ多いから形にして拝んじゃダメ」とおっしゃっているので、顔を描くのは禁止です。ただ旧約聖書によると「私が7日かけて世界を作ったときにお前ら(人間)は自分の姿に似せて作ったからよ」といっているので、どうも人間に似ているらしいってことになっています。
仏像とかああいう像にして拝むのを「偶像崇拝」といいまして、実は仏教もユダヤ教もキリスト教もイスラム教も「偶像崇拝禁止」といっています。なんで禁止するのかというと、「これは神様のありがたーい像だ。拝むなら、金払え。あとお土産物屋でレプリカを売ってるぞ」という輩が現れるからです。だけど人間つうのは、形にして拝みたい生き物なんですな。このへんの葛藤は現代にも続いています。
だけど、ユダヤ教は偶像崇拝をはっきり禁止。キリスト教もプロテスタントは原点回帰ということで十字架だけを印にしていて、イスラム教はマホメットの姿を描くことも厳しく禁じています。時々欧米人がマホメットをマンガで描いたりしてイスラム教徒からものすごい反発を受けたりしています。

キリスト教も初期は「顔を描くのは畏れ多い」と記号などで表現しましたが、いつからかあの長髪で面長で髭をはやしていて、というステロタイプが出来上がりました。つい50年くらい前までは映画でも俳優がイエスを演じるのは畏れ多いということで、影で表現されたり姿は見せなかったりしたのです。

というわけで、ずいぶんと長文の回答になったけど、旧約聖書と新約聖書とコーランをぜんぶ説明したのでこれでもずいぶんコンパクトな方です。

投稿日時 - 2013-09-10 23:02:16

お礼

ご回答、ありがとうございます。
観たことはないのですが、とても古い映画でモーゼのじゅっかいというのを聞いたことがあります。
モーゼという人は神様と交渉して契約を結んだのですね。
私は、預言者というのは、将来のことを見ることができる超能力者だと思っていました。
神様から言葉を預かるので預言者というのだと知りませんでした。
イエスの言う「神様は貧しい人、娼婦、泥棒も悔い改めれば天国に行ける」という教えは、当時としては画期的で非常識なものだったのですね。そして、イエスブームが起こったのですね。
ユダヤ教のイエス派という集団がキリスト教になっていくというご説明、とてもわかりやすいです。
マホメットという人は、6世紀くらいというと、かなり後に出てきた人なんですね。もっと昔の人かと思っていました。あと、イスラム教のコーランにイエスのことが書かれていることなど知りませんでした。
マホメッドもキリストのような人だと思っていましたが、軍隊の司令官で政治家だったいうのは、なんか意外でした。
イスラム教はマホメットを描くことも禁止しているのですね。
知らないことばかりです。
色々お教えいただきありがとうございました。
心から感謝いたします。

投稿日時 - 2013-09-13 10:38:27

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回答(12)

ANo.12

歴史的な経緯から言えば、一部の集団からユダヤ教が生まれ、このユダヤ教からキリスト教やイスラム教が生まれたので、一神教はどれも同根といえます。他の方の回答で、どれも同じ神様だといっているのはそういうわけです。しかしこれは多神教的考えともいえます。
ユダヤ教徒もキリスト教徒もイスラム教徒も、自分たちが信じる神のみが唯一絶対の神であり、他の宗教の神は全てよこしまな悪の手先です。決して同じ神様などではありません。

これらの宗教では偶像崇拝が禁じられているので、とはいえキリスト教ではイエス像やらマリア像やら十字架やら、はたまた多数の聖人なんかが祀られて、私なんかからはどこが禁止なんだと思える状況ですが、なんとなくそういった光のかたまりとか形のありそうなものが神様ってイメージになります。イスラム教の神様はもっとあいまいな形のないもので、どこにもあってどこにも無いみたいな感覚らしく、これは日本の神道の神様に近い感覚のもののようです(と最近読んだ本にありました)。

宗教を比較すると、仏教はすごいなーと私なんかは思うのですが、三大宗教の座から引きずり下ろされそうな勢いなのは残念です。でも今の葬式仏教や老人騙してるような仏教の姿を見ると、そういうんじゃないのにと思う気持ちが…

投稿日時 - 2013-09-11 00:46:19

お礼

ご回答、ありがとうございます。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教ともすべて他の宗教の神は悪の手先となってしまうのですね。
みなさんのご回答からキリスト教が偶像崇拝禁止とお教えいただいたのですが、教会にキリストが十字架にかけられている像があって、信者の方がみんな崇拝しているように思えるので、私はいまひとつ理解できません。
いろいろお教えいただきましてありがとうございます。
心から感謝いたします。

投稿日時 - 2013-09-13 14:10:25

ANo.11

キリスト教・イスラーム教はともに元々、ユダヤ教が原点です。(ユダヤ教の原点は何か?は割愛)

そのユダヤ教を改革しようとして出てきたのがイエスです。
しかし、結局は改革ではなく分離独立という道を選び、その宗教がキリスト教となります。
成立は紀元前後ですね。
イスラム教は7世紀にアラビア半島で生まれたムハンマド・イブン=アブドゥッラーフが,ユダヤ教に加えキリスト教の影響をも受けて生まれた宗教です。


これら三宗教の違いを簡単に説明すると「神との契約」の解釈について,決定的に違うということです。
ユダヤ教は,自分たちユダヤ人だけが神様に選ばれ,「約束の地(カナン)」を与えられた(る?)と考えます。
キリスト教では,そのユダヤの約束がイエスの登場によって更新され,神の寵愛を受けた者が「神の国」に入れると考えます。
イスラーム教では,信仰を貫いた者だけが,死後天国で永住を得ると考えます。

これが,神がそれぞれの信者と結んだ「契約」となります。
つまり,それぞれの宗教が争っているのは,どの契約書が有効なのかという点なんですね。
そして「契約」と言う以上,それは「絶対的」なモノなわけです。
当然,自分たちの「契約(書)」の方が有効だと信じているのですから,歩み寄る余地はありません。
なので,便宜上別々の宗教と扱ったほうが平和になるんでしょうけど,本人たちはそう考えられないから宗教争いは無くならないのです


歴史的側面を簡単に纏めると以下の通りです。
古代中近東で抑圧されていた人々が作ったのがユダヤ教でした。
そのユダヤ教から紀元前後に分離成立したのがキリスト教です。
キリスト教は,ユダヤ人にしか認めないとされた「旧約」はイエスの死と復活によって更新され「新約」となったと考えます。
以前の契約だったから「旧約=旧約聖書」,新しく更新されたので「新約=新約聖書」となります。
当然,ユダヤ教は旧約がまだ有効なので「旧約聖書」の事をただ「聖典(タナク)」と呼びます。
イスラム教はちょっと毛色が違い,ムハンマドがユダヤ教やキリスト教の思想に影響を受けて作った宗教です。
ただ,発祥地が西アジア(中近東)であり,民族的国家的に屡々地中海世界(ヨーロッパ)と対立していたので,必然的に争うことも多かったのです。
昨今ではイスラム原理主義者などの一部過激派のテロ等で排他的なイメージが持たれがちのイスラーム教ですが,アブラハム三兄弟の中では一番寛容な宗教だったりします。
根っこが同じでも枝葉がまったく別というのは,こういった歴史的背景によります。


>絵でよく見ますが、人間と同じような形をした神様の顔の絵を見たことがないのですが、どのような顔しているのでしょうか?

元来,キリスト教は偶像崇拝を認めない宗教でしたので,神の御姿を書くなんて大逸れたことでした。
ところが,まったく描いていないかというと,実は堂々と描かれてたりします。
しかも,システィーナ礼拝堂というキリスト教カトリック派のお膝元で。
その姿を描いたのが,有名なミケランジェロです。
しかも大胆にも,去っていく神様のお尻を強調して書いてます。
そのシーンが添付画像の通りです。
いやはや,はたして神様はミケランジェロをお赦しになっとのでしょうか。

ではでは、参考になれば幸いです。

投稿日時 - 2013-09-11 00:20:11

お礼

ご回答、ありがとうございます。
キリスト教、イスラム教ともユダヤ教が原点ということを知りませんでした。
そして、イスラム教はユダヤ教だけでなくキリスト教の影響も受けてできたのですね。それも7世紀というとキリスト教よりずっとおそく生まれたのですね。
ユダヤ教は自分たちだけが神様からに選ばれたという考えということも知りませんでした。
ヨーロッパとアラブの国が争いが多いのは、宗教の違いだけではなく歴史的と地理的な面もあるのですね。
私は9.11の事件などのテロがイスラム教なので排他的な宗教なのだと思っていました。
システィーナ礼拝堂というとこにミケランジェロが神様の絵を書いていたのですね。
いろいろとお教えいただき、ありがとうございました。
心から感謝いたします。

投稿日時 - 2013-09-13 14:02:47

ANo.9

ヤハヴェ(ユダヤ)・ゼウス(キリスト)・ラー(ムスリム)…全部同じ神です
絶対神と訳すのが可笑しいんですが…
最高神と訳すのが妥当で、最高神は一人しかいないから一神教となります
日本の神道の場合、イザナギ・イザナミの系譜に入らない神がいて、最高神が何人もいるから多神教となります

簡単に言うと

神と最初の契約を交わしたのが旧約聖書(救世主モーセの契約)です
この契約の更新は新たな救世主の登場です
ユダヤ教徒はまだ新たなる救世主は現れてはいないと考えていますので、ナザレのイエスもムハンマドも認めないのです

神はナザレのイエスと新しい契約(新約聖書)を交わしたと考えるのがキリスト教です
この契約の更新は新たな救世主の登場です
キリスト教徒はまだ新たなる救世主は現れてはいないと考えていますので、ムハンマドを認めないのです
救世主モーセの存在は認めていますし、旧約聖書も経典の一つです

神はムハンマドに新たな啓示(クアルーン)を与えたと考えているのがムスリム教です
この契約の更新は新たな救世主の登場です
救世主モーセとナザレのイエスの存在は認めていますし、旧約聖書も新約聖書も経典の一つです

何れも最高神の偶像を描くことは恐れ多いので描かないのですが、ローマ神話と結びついたカソリックだけは偶像崇拝しております

近年、一神教を棄教(信者を辞める)する人が若年者を中心に増えています
ヨーロッパでは顕著なのですが原因は不明との事
私の知るフランス人達は、ジャポニメーション好きで日本の宗教観の影響を明らかに受けております

投稿日時 - 2013-09-10 22:40:39

お礼

ご回答、ありがとうございます。
神と最初に契約を交わしたのがモーセという救世主で、これが旧約聖書で、新しい救世主イエスと新しい契約書(新約聖書)を交わしたのがキリスト教なのですね。
神がムハンマドにあらたに啓示を与えたと考えているのがムスリム教なのですね。ネットでムスリム教を調べたらイスラム教だと知りました。このようなことも知りませんでした。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

投稿日時 - 2013-09-11 21:04:03

ANo.8

キリスト教もユダヤ教も、旧約聖書を聖典としています。
その中に神が自らの特質を自ら言明したところが何か所もありますが、
特に重要なのは

「私のほかに神はいない」

というところです。

そしてその神はあまりに神聖なため、一般人が名前を呼ぶことさえも禁止されていました。
また、神は一人であるので、偶像やその他の神を礼拝することも大罪とされていました。
当然のことながら神を絵で描くことは禁止されていましたし、キリスト教でもそれは基本的
には同じです。
(ただし、システィーナ礼拝堂では神がアダムに生命を与えるところが描かれており、厳密に
タブーというわけではないのかもしれません。ただ、普通クリスチャンはそのようなことは考えません
理由はユダヤ教徒同じです。)

つまりキリスト教もユダヤ教も一神教で、あり、旧約聖書に出てくる神を唯一の神として
信仰しています。

が、キリスト教のユニークさは、「イエス」という人物がこの世にあらわれたことにより始まりました。
2000年前イエスという人物がユダヤにに現れ、数々の奇跡を起こすことにより多くの
ユダヤ人に「救世主」として期待されるようになりました。
イエスは旧約聖書の権威を認め、聖書の解き明かしをするなど、極めて正統のユダヤ教徒でも
ありました。

ただし、一つだけ、当時の人間としてはあまりに奇妙なことを主張しました。
自分のことを「神の子」だと主張したのです。

今の日本人には理解しにくいですが、これは自分のことを「神」といったに等しいことでした。
人から生まれるのは人ですが、神から生まれるのが神の子です。神の子は神です。
当時のユダヤ人はイエスの言わんとすることをすぐに理解し、これは恐ろしい大罪であると
すぐに認識しました。
ユダヤ教徒は先に述べた通りに一神教であり、それは全知、全能、遍在の神でした。
自分のことを神などという人間は精神異常者か、そうでなければ…正気だとしたら死刑に
あたる大罪でした。

だが、イエスでなければ、普通の人が自分を神だといっても誰にも相手にされなかったでしょう。
さすがの古代ユダヤでもです。

だが、イエスが自分を「神の子」と呼ぶとき、それは非常に危険なものだということがユダヤ教の
指導者にはすぐわかったのです。それはユダヤ教を根本から破壊し、新たな神と人間との契約を
始めるということが意味されたのです。イエスは、それほど不思議な力を発揮し、民衆をひきつけ
ていたのです。

その後は歴史でご存じのとおり、イエスはユダヤ教の指導者により処刑されました。
それで終わればキリスト教は生じなかったでしょう。

だが、イエスが死から復活し、弟子たちの前に現れました。少なくとも弟子たちは全員そう信じたのです。
命を捨ててでも宣教を始めることになりました。

これがキリスト教の発祥です。
キリスト教とユダヤ教の差は、「イエスを神の子と認めるかどうか」の差です。

キリスト教では、一神教を信じていますが、神は、父なる神、子なる神、聖霊なる神の三つの「位格」
を持つと信じています。あえて誤解を恐れずに言えば、キリスト教の神は一人でありながら、人間の
目には3人に見えるという特質を持っているのです。

これがユダヤ教徒キリスト教の違いです。

投稿日時 - 2013-09-10 20:09:45

お礼

ご回答、ありがとうございます。
神は一人であるので、偶像やその他の神を例はすることは大罪とされていて、だから神の絵が描かれていないのですね。
システィーナ礼拝堂の神がアダムに生命を与えている絵、見てみたいです。
キリストが正統なユダヤ教徒であったということを知りませんでした。
キリストは自分のことを「神の子」といったのですね。恥ずかしいのですが、キリストが処刑されたことは知っていましたが、ユダヤ教の指導者に処刑されたことも知りませんでした。
ユダヤ教にとっては、それほど危険な人(神の子?)だったのですね。
イエスが死から復活して、それを弟子たちが全員信じて命を捨ててでも宣教をを始めたことが、キリスト教の発祥なのですね。
「神は、父なる神、子なる神、聖霊なる神の三つの「位格」を持つ」というと少し難しいですが、神は一人であるが人間の目には3人に見える特質をもつというご説明は、私のようなものでもとても分かりやすいです。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

投稿日時 - 2013-09-11 20:39:12

ANo.7

なぜ違う宗教になったのか?
ユダヤ教は、厳格な戒律をもとにしていて、女性や病人、犯罪者などに不寛容でした。
キリストは、それは「おかしい」と思って、神は万人に平等であるはずだ、という考えをユダヤ教の中で広めましたが、迫害されました。
キリストの弟子たちが、その教義を広めたので『キリスト』教と言われます。
神の教えについての考え方の違いですね。
そのためキリスト教では、キリストまでの神との契約が、古い契約として「旧約」聖書という形とされ、キリスト以後の考えを新しい契約ということで『新約』聖書とされています。
キリストまでの神との契約は、今のユダヤ教ですので、「旧約」聖書の内容は、ユダヤ教と変わりません。

神との最初の契約で偶像崇拝を禁じられたことから、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教では、神は描かれません。
ただ、信仰対象がないと、実感がわかないのが人間なので、キリスト教では『三位一体』という考えからキリスト=神と考えて、キリスト像を祀っています。

投稿日時 - 2013-09-10 17:32:50

お礼

ご回答、ありがとうございます。
キリストは神は万人に平等であるはずだとという考えをユダヤ教の中に広め、キリストの弟子たちがその教義を広めたのでキリスト教と言われているのですね。
何故旧約聖書、新約聖書というのか初めてしりました。
キリストまでの神との契約が古い契約として旧約、キリスト以後の考えを新しい契約ということで新約とされているのですね。
キリスト教でもユダヤ教でもイスラム教でも神様との最初の契約で偶像崇拝を禁じられたので、神様の姿は描かれないのですね。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

投稿日時 - 2013-09-11 14:21:11

ANo.6

キリストが生まれる以前はユダヤ教です。ローマ帝国の勢力が強くなるに連れてユダヤの土地現イスラエルやパレスチナ周辺もローマに支配されました。ローマ帝国自体は主なる宗教を持っていなかったので各地の宗教は比較的自由でした。各地には行政官「総督・提督などという」が常駐していました。
当時ユダヤの国ユダヤ教による宗教国家でしたので、提督の下、国を統治するのは司祭でした。
当初は国を護るための司祭と圧政を敷こうとする帝国とのせめぎあいでしたが、やがて権力とワイロの関係になりました。国民から取り立てる税によって司祭も提督も裕福になるという事になります。
ユダヤ教が乱れると各地に救世主を望む声がうまれ、多くの預言者と呼ばれる人々が出てきます。ユダヤ司祭は権力を批判される事隣、司祭の訴えによって預言者の何人かはローマ兵によって処刑されています。洗礼者ヨハネもその一人です。預言者の多くは追及を逃れて精力の限度であるヨルダン川周辺に住んでいました。
イエスはユダヤ教をよく修め、少年時代にはすでに学者(ユダヤ教の教義を理解し実践する者)とも対等に議論できるほどだったそうです。
やがてイエスもヨハネの下で洗礼を受け弟子になりますが、ヨハネからは「貴方こそ救世主である」と認められます。

多くの人々はイエスがキリスト教を興したと思っていますよね。でもこれは完全な誤解なんです。
イエスはローマとの関係で乱れたユダヤ教を正そうとして活動を始めたのです。だから聖書に出て来る多くのイエスの風習はユダヤ教で行われるものです。
ただ彼が味方につけるべきは民衆ですね。ユダヤ教はもともと階層が分かれていて、低い階層の者は聖職者にもなれませんでした。そこでイエスは民衆を味方にするためにユダヤ教で定められている階層を破り、天国の門を階層に関係なく、むしろ貧しかったり虐げられている人々のために開くと説いたわけです。
当初は利権がらみでユダヤ教を認めキリスト教を虐げていたローマですが、最後はキリスト教を公式の宗教とするに至りました。
だからキリスト教とユダヤ教の神は同じなんです。さらに言えば旧約聖書はユダヤ教、イスラム教も共通しているんです。(分裂してから内容に変化はあります)

カトリックでは神とは言いません。基本的には「主」です。神という場合も「全能の神」「父なる神」などと主であることを特定する語が付きます。口語では略しているだけです。
主は三位一体として、主(父)と子(イエス)と聖霊に分かれます。この中で形を有したのはイエスだけです。
なのでイエスの絵も主を表していると解釈します。
ちなみに聖霊は「声・言葉」などとも例えられており、姿はありません時折「舌」の形の炎として描かれます。
父なる神も姿はありませんが、炎として目に見えています。

投稿日時 - 2013-09-10 14:00:07

お礼

ご回答、ありがとうございます。
私は、いままでキリストがキリスト教を作ったのだと思っていました。
ローマ帝国の時代で権力とワイロの関係で、ユダヤ教が乱れて救世主を望む声が生れたのですね。
ヨハネは絵で見たことがあります。でもどのよなひとなのか知りませんでした。イエスはヨハネのもとで洗礼を受けてヨハネの弟子だったですね。
イエスはユダヤ教をよくおさめたということは、キリストはユダヤ教徒だったということでしょうか。
何か少しだけわかってきたような気がします。
三位一体という言葉を聞いたことがありますが、主(父)と子(イエス)と聖霊のことなのですね。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

投稿日時 - 2013-09-11 14:07:01

>キリスト教とユダヤ教では神様は一人で同じ神様と聞きました。
イスラム教も同じ神様です。
中近東の民族が生み出した、唯一絶対の神を指していて、各々呼び名が異なるだけです。
コーランも初期の頃の記載にはキリスト教に近親観をもって記載されています。
(コーランは新しい時期から古い時期へと順番に書いてあります。歴史書は古い時代から書き始めるのとは逆です)
よく似ているのが中国の「天」です。

>同じ神様なのになぜ違う宗教になってしまっているのでしょうか?
日本の密教(天台宗・真言宗)日蓮宗、浄土真宗、禅宗(曹洞宗、臨済宗、黄檗宗)を考えて下さい。それぞれの主張で宗派を立てています。日蓮宗は法華経を浄土真宗は阿弥陀如来を大切にしています。
キリスト教でもカトリックとプロテスタントがあります。(教義が違うといっていがみ合って戦争になったこともあります)
インドには仏教とよく似たヒンズー教があります。ヒンズー教の神様は仏教の中にたくさんいます。
仏教もタイやミャンマー(ビルマ)などの南方仏教と、日本や中国の北方仏教とは違います。

ユダヤ教とキリスト教は発祥の時期が異なるだけです。
浄土真宗と天台宗も発祥の時期が違います。
キリスト教もカトリックとプロテスタントでは違います。

>また、キリスト教では、神様が人を神様の形と同じように作ったというのですが、キリストの顔は絵でよく見ますが、人間と同じような形をした神様の顔の絵を見たことがないのですが、どのような顔しているのでしょうか?
神様自身が描いても作ってもいけないと言いました。(聖書やコーランに書いてあります)
キリストは神の子とされて一度人間界に出現しています。
(聖書の神学論争では神は唯一なはずなのになぜキリストがいるのか、といって延々と議論を続けています。三位一体論)

投稿日時 - 2013-09-10 13:45:52

お礼

ご回答、ありがとうございます。
イスラム教も同じ神様なのですね。
そして、それぞれ呼び名が異なるだけなのですね。
同じ神様でも宗教が違うのは、仏教にいろいろな宗派があったり、キリスト教にもカトリックとプロテスタントがあったりするのと同じなのですね。
神様の顔が描かれないのは神様自身が描いても作ってもいけないといったからなんですね。
いろいろお教えいただき、とても助かりました。
心から感謝いたします。

投稿日時 - 2013-09-11 13:22:21

ANo.4

元々はキリスト教以前からユダヤ教がありました。
ユダヤ教の聖典は「タナハ」と呼ばれるもので、内容は旧約聖書と一緒です。
キリスト教も原点は同じところにありますが、
イエス・キリストが誕生し、腐敗していたユダヤ教を批判するところから始まります。
なので新約聖書はイエス・キリストの誕生から
ユダヤ教を批判し、独自の信仰を広めていき、イエスの処刑、復活
その後使徒達の布教活動という内容になっています。

なのでどちらも同じ主なる神を崇める、旧約聖書のところは一緒ですが
キリスト教はその後の、神の子イエスについても崇める新約清書が追加されています。

主なる神の顔を書いたものはおそらく存在しないのでは。
存在はするが、人の目には見えないと言われています。
目に見えないが、存在はする。人の心と同じ。
人間と同じ姿とも言いますが……

その辺はクリスチャンではないのでわかりません。
しかし信仰心の強い人ほど、人が描くなんて畏れ多い、と思うかもしれませんね。

投稿日時 - 2013-09-10 12:41:21

お礼

ご回答、ありがとうございます。
ユダヤ教はキリスト教以前からあったのですね。
ユダヤ教の聖典の内容が旧約聖書と一緒ということを私は知りませんでした。
新約聖書はキリストの誕生から始まってユダや教批判、処刑、復活、使徒たちの布教活動となっているのですね。私も何か易しい本をみつけて読んでみます。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

投稿日時 - 2013-09-11 11:46:55

ANo.3

>>キリスト教とユダヤ教では神様は一人で同じ神様と聞きました。

キリスト教でも、天使が沢山登場しますし、マリア様もいます。旧約聖書でも、複数の神が登場しています。
また、先に存在していた宗教から、神のイメージを借りてくることもあります。

2つの宗教のトップの神様が「同じ神」であっても、その神の「使い」を担う神は同じ神ではないです。
また、少なくとも、ユダヤ教は、ユダヤ民族のためのローカルな民族神で、世界宗教的な神ではありません。(ユダヤ人は優秀ですけどね)

トップが同じ神ではあっても、国・民族、さらに人によって「神様」を何にするかは違ってくると思いますし、地域により風土が違うので、違った宗教になるでしょう。

なお、神はエネルギー体であり、姿形は無いものと思います。ただし、人間が認識できるように、その人に合わせた顔や姿をとって登場しているものと思います。

ちなみに、イエス・キリストは、生まれた地域からすれば、黄色人種になると思います。絵画では白人として描かれていることが多いですけど、本来のイエス・キリストを描けば、白人じゃあない、アラブ系の有色人種の顔立ちになるものと思えます。

投稿日時 - 2013-09-10 12:38:18

お礼

ご回答、ありがとうございます。
キリストは、白人ではないのですか?
私は白人のキリスト絵しかみたことがないので白人だと思っていました。
わたしが見てきたキリストの絵は想像で描かれたものなのでしょうか。
いろいろお教えいただき、ありがとうございます。
心から感謝いたします。

投稿日時 - 2013-09-11 09:59:09

ANo.2

ユダヤ教がまずありました。
旧約聖書に書かれていることがユダヤ教です。
神が人間を作りました。この頃はまだ絵がなかったのではないでしょうか。
アダムとイブと名付けられた人間です。
食料の豊富なエデンの園に何不自由なく暮らしました。
食べないようにと約束した果実を食べてしまいました。

そこで神が怒り、エデンの園を追い出しました。
それ以降、生まれた子供は生まれながらに罪をもち、
神に謝罪することによって許されるのだという宗教です。

ここにイエス=キリストが誕生します。
これを起源に紀元1年とされましたが、4年ほど食い違うそうです。
キリストは聖母マリアの子です。父親なしに懐妊しました。
キリストは人が生まれながらに持っている罪をすべて背負って処刑されました。
キリストを信仰することで罪を許されるという宗教が、キリスト教です。(新約聖書の部分です)

ついでに言うと、イスラム教もユダヤ教から派生しています。

投稿日時 - 2013-09-10 12:31:43

お礼

ご回答、ありがとうございます。
旧約聖書に書かれていることはユダヤ教のことなのですね。
そうすると、旧約聖書はキリスト教もユダヤ教も同じなのですね。
アダムとイブの話は聞いたことがありますが、キリスト教だけの話だと思っていました。
いろいろお教えいただきましてありがとうございます。
心から感謝いたします。

投稿日時 - 2013-09-11 09:47:36

ANo.1

>同じ神様なのになぜ違う宗教になってしまっているのでしょうか?

「考え方の違い」からです。

「キリスト」と言う「新興勢力のトップ」が居て、ユダヤ教から分離して「新しい勢力」として作られたのが「キリスト教」なのです。

なお、キリスト教も「考え方の違い」から「ロシア正教」や「カトリック」や「プロテスタント」など、複数の派閥に分かれています。

仏教だって「大乗仏教」とか「小乗仏教」とか色々あって、日蓮宗とか真言宗とか色々ありますよね?

>人間と同じような形をした神様の顔の絵を見たことがないのですが、どのような顔しているのでしょうか?

ユダヤ教、キリスト教は「偶像崇拝の禁止」と言う「重大戒律」があるので、神の姿を、絵や彫刻などの「偶像」にする事を禁じています。

つまり「神の御姿は、信者一人ひとりの心の中にある」と言う事になっていて「人に教えることはできない」のです。

「貴方が思い描いた神の御姿」が「答え」です。

投稿日時 - 2013-09-10 12:25:24

お礼

ご回答、ありがとうございます。
キリスト教はユダヤ教から分離してできたのですね。
キリストがユダヤ教の新興勢力のトップだったのですね。
いろいろと知らないことをお教えいただきありがとうございます。
心から感謝いたします。

投稿日時 - 2013-09-11 09:41:55

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