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解決済みの質問

調に合わないコード進行

今、作曲本を片手に作曲を試みている者ですが、そこでコードの一つの例として
Am7→D7→G7→C
が出てきて混乱しております。
今まで、曲はスケール(調?)上に出来るものとして考えていたのですが、このコード進行だとD7でファにシャープが付きG7ではファにナチュラルが付き、どうしてもスケール上にはない音を使ってしまっていると思うのです。
しかし実際はきちんと綺麗なコード進行で通っています。
そこで、このコード進行はただ単にオシャレ的な役割として音をわざと外しているのか?
またそうであれば、ルート音までもスケールから音を外すようなコードをアドリブで入れていいのか?
そしてもしよければ、めちゃくちゃスケールから外れてるのに綺麗なコード進行など教えていただけないでしょうか。

投稿日時 - 2012-08-20 23:49:35

QNo.7654759

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

>曲はスケール(調?)上に出来るものとして考えていたのですが
これはだいたい間違っていません。

ただしそれだけだと単純すぎて面白くないので、
別の調の和音を持ってきて使うことがよくあります。
別の調から持ってきて使った和音を「借用和音」と言います。
別の調から和音を持ってくるので、部分転調を行ったのとほぼ同じことになります。
転調なので「外した」効果が出るわけです。

このD7は、ルートをGとする長調(ト長調=G major)のV度の和音を借用したものです。
D7→G(7)の箇所で、ト長調(G major)のV度→I度 という解決(終止)が成立します。
ト長調(G major)に部分転調したのとほぼ同じことになります。

和声理論(コード理論)では「V度→I度」という動きを最も自然な動きであると考えることになっているため、曲の中で大変よく使われます。
このV度→I度という動きは「ドミナント・モーション」と呼ばれます。

ちなみに、このようなD7は、ハ長調(C major)のV度の和音(G7)に対するV度の和音なので、「V度V度(「ごどごど」と読む)の和音」または「ダブル・ドミナント」「ドッペル・ドミナント」などと呼ばれます。

このような形でD7を使う場合の考え方は次のようになります。
まず、元の形は「Am7→G7→C」です。
そこに、「D7(V度)→G7(I度)」という部分転調の進行を取り入れます。
G7の前にオマケをつける、G7を装飾する、G7を拡張するといった感じです。

この考え方は応用が効きます。
たとえば、「Am7→G7→C」のAm7にオマケをつけてみることもできます。
Am7をイ短調(A minor)のI度の和音だとみなすと、
イ短調の「V度→I度」である「E7→Am7」という進行が考えられます。
そこで、「Am7→G7→C」に装飾を加えて「E7→Am7→G7→C」という進行を作ることができるのです。

あるいは、「Am7→G7→C」を拡張した「Am7→D7→G7→C」をさらに拡張することもできます。
D7の部分をロ長調(D major)と見て、
ロ長調(D major)のV度→I度という進行である「A7→D7」という進行を考えることができます。
すると「Am7→A7→D7→G7→C」という進行を作ることができます。

部分転調の範囲を「V度→I度」から広げて
「IV度→V度→I度」や「II度→V度→I度」などとすることもあります。
後者がいわゆる「ツー・ファイブ」です。

投稿日時 - 2012-08-21 02:40:41

お礼

とても詳しい解説有り難うございます!よく分かりました。
音をわざと外しているのではなくて、転調をしてしまっていたのですね。
これで、なんでドミナントモーションの説明の時にハ調とト調を並べて書いていたなど多くの謎が解けました。

投稿日時 - 2012-08-21 14:39:08

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