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解決済みの質問

財務会計 減損 割引前将来キャッシュフローについて

減損会計における、割引前将来キャッシュフローの見積もり、について質問させていただきます。

割引前将来キャッシュフローを見積もる期間は●主要な資産の経済的残存使用年数 or 20年→いずれか短い方。そして20年を超える分は20年時点に割引計算をし、それを割引前将来キャッシュフローに加算します。
そこで何故、20年という縛りがあるのか調べたところ、以下の2点がわかりました。

(1)長期間に渡る将来キャッシュフローの見積は不確実性が高くなる
(2)土地等の非償却性資産の生み出すキャッシュフローは使用期間が無限になりうるため、適正な数字を得ることができない

なるほど、と思えたのですが、よく考えると疑問が出てきました。

(1)の疑問…不確実性が高いから20年という縛りを設けたのは、理解できますが、結局、21年目以降も割引計算するだけで、しっかり、減損する上で考慮している以上、『不確実性』は、排除できていないのでは…?

(2)の疑問…土地などは無限にキャッシュフローを生み出すことから20年という縛りを設けたのは理解できますが、結局20年を超えた分は全て20年時点に割引くとなるのと、21年目、22年目、23年目、…と無限に生み出されるキャッシュフローを割引していたのでは、切りがないのでは…?

(1)、(2)、どちらか、のみの回答でも、助かります。
詳しい方、など是非宜しくお願い致します。

投稿日時 - 2012-03-23 18:23:59

QNo.7379520

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質問者が選んだベストアンサー

(1)の疑問…不確実性が高いから20年という縛りを設けたのは、理解できますが、結局、21年目以降も割引計算するだけで、しっかり、減損する上で考慮している以上、『不確実性』は、排除できていないのでは…?

21年も先のことについては不確実性が高いので、割引くことで低めに見積もるのだと思います。
そもそも減損会計の「認識」の段階では、保守性を考慮し、むやみに減損会計しないよう割引き前のキャッシュフローを使って減損損失の判定をしますが、さすがに21年も先のことについては、不確実性が高まるので、保守性を考慮して、ここでは逆に割引くことで不確実性の影響を小さくしているのだと思います。
また割引くことで貨幣の時間価値を反映させているのだと思います。



(2)の疑問…土地などは無限にキャッシュフローを生み出すことから20年という縛りを設けたのは理解できますが、結局20年を超えた分は全て20年時点に割引くとなるのと、21年目、22年目、23年目、…と無限に生み出されるキャッシュフローを割引していたのでは、切りがないのでは…?

キャッシュフローが一定だとして、それをcとし、割引率をrとすると、割引現在価値の合算は、次のように表されますね。
c/(1+r) + c/(1+r)^2 + c/(1+r)^3 + c/(1+r)^4 + c/(1+r)^5 +…
これが無限に続くときは次の値に収斂します。
c/r
たったこれだけの式です。
これを当初20年間のキャッシュフローに加えるわけです。


<補足>
割引現在価値の合算が、なぜc/rとなるか。
c/(1+r) + c/(1+r)^2 + c/(1+r)^3 + c/(1+r)^4 + c/(1+r)^5 +…をSとすると、
S = c/(1+r) + c/(1+r)^2 + c/(1+r)^3 + c/(1+r)^4 + c/(1+r)^5 +…
両辺に(1+r)をかけると、
(1+r)×S = c + c/(1+r) + c/(1+r)^2 + c/(1+r)^3 + c/(1+r)^4 + c/(1+r)^5 +…
この右辺のc + より右側はSに等しいので、
(1+r)×S = c + S
S + r×S - S = c
S = c/r

投稿日時 - 2012-03-23 23:28:02

お礼

とても参考になりました。ありがとうございます!

投稿日時 - 2012-03-29 12:46:10

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