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解決済みの質問

イタリア人の第二次世界大戦観

日本のサイトでは枢軸国について語るとき、だいたいイタリアを叩きます。弱いとか、一番最初に降伏したとかです。

逆に漫画のヘタリアなどイタリアを擬人化してユーモラスに書き上げた女性から支持される漫画もあります。

わたしはラジコンの第二次世界大戦のドイツ航空機のサイトを持っていましたが、アクセス解析を見ると、ドイツからはほとんど来なくて、イタリアからは時々アクセスがありました。

そこで疑問におもったのですが、イタリア人は昔枢軸国の一員としてどのように第二次世界大戦を見ているのでしょうか?大変失礼な質問かもしれません、それはお詫びします。どうかわかるかたおりましたら、教えてください。よろしくお願いします。

投稿日時 - 2011-09-27 08:42:38

QNo.7037068

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

そんなに詳しいわけではないですが。

他の方も回答しているように、イタリアというのはああ見えて地方色豊かなお国柄です。
元々は都市国家が発達していて、西ヨーロッパでは最も統一が遅れた国でもあります。ガリバルディがイタリアを統一するまでは、「イタリア人」というのはいなかったそうです。どういうことかというと、みんな「ミラノ人」とか「フィレンツェ人」とか呼んでいたそうです。

今や大変な人気を誇るサッカーのイタリア代表も、人気が出るようになったのはムソリーニ政権以降だとか。ムソリーニが国家の団結心を高揚させるために、サッカーのイタリア代表が人気が出るように宣伝して、以降代表チームも人気が出るようになったそうです。それまでは、みんなあくまで地元のチームしか応援しなかったんですね。
今でもそのあたりのカルチョ(サッカー)事情は変わらないようで、あのジローラモさんによると、イタリアでは自分が応援するサッカーチームというのは地元のチームであって、他のチームを選ぶという選択肢はないそうです。まあそのへんはたぶんちょっとデフォルメされていると思うのですが、イタリアでは全国区の人気サッカーチームというのはユベントスくらいだそうです。

イタリア人の第二次大戦観は、一筋縄ではいかないと思います。なにしろ中世から近世に至るまでヨーロッパの政争の中心地ともいえた場所ですからね。いくつかのエピソードを紹介します。
最初にムソリーニが軟禁されたときに、その知らせがローマに届くや、ローマ市民に歓喜が広がったそうです。ファシスト党の制服でもあった黒シャツが市内の川に捨てられて、川が黒く染まったなんていわれたとか。
そして、そのムソリーニがあのドイツのスコルツェニーに解放(というか再軟禁に近い)されたとき、ムソリーニはスコルツェニーに「ローマの私の仲間たちはどうした」と聞きました。スコルツェニーが「みんな逃げました」と答えると、「そういう奴らのことじゃない。本物のファシストたちはどうしたんだと聞いているんだ」と返しました。それに対するスコルツェニーの返事は、「そういう人たちは、いませんでした」
そしてムソリーニの失脚と共にイタリア政府は連合国と秘密裏に和平交渉をしますが、その席上、イタリア側は停戦後にイタリア軍の一部を連合軍として提供する用意があることを伝えました。その代わり、そうなった暁には、イタリアを連合国とすることすなわち、大戦が終わったときにはイタリアを戦勝国側に入れてくれと頼んだのです。さすがにこの提案にはイギリス人もアメリカ人も目を丸くするしかなかったようですよ。

投稿日時 - 2011-09-29 10:22:29

お礼

なるほど、面白い意見をありがとうございました。

投稿日時 - 2011-10-11 17:21:49

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回答(3)

ANo.2

まあ、漫談ですが。

イタリアという国は南部と北部で実質ちがう国で、北部の連中にまきこまれてえらい目にあったよ、と南の人が思っていたりするところがあります。イタリア弱いといいますが、南北にわかれて、サロに政権を作ったムッソリーニのイタリア社会主義共和国と軍は、ドイツから装備を供与され、連合国側と連合国に着いた南部相手に、結局北部のかなりを防衛しきって、終戦をむかえています。

あと、ムッソリーニのファシスト党はイタリア史上唯一、マフィアに対して潔白かつ強硬だった政権で、ムッソリーニ時代にマフィアは徹底した取り締まり、実質弾圧をうけました。南部の人にとっては、これも愉快ならざることです。

北部の人にしてみればこれがクルッと逆になるわけで、南部が遅れた地域だったから連合国に付け入られた、と言えるわけです。このように、あの国は簡単にいきません。

だから、南部の人と北部の人で、意見がちがうと思います。北部独立を主張する政党が最近は元気ですし、南部は農業国としてやっていけるほど、北部とちがった暮らしをしています。

簡単にいかない例の代表をひとつ。
ムッソリーニには愛人がいました。彼女はムッソリーニがつるされたところに出向いて、結局彼と同じ運命をたどりました。奥さんもいたし、浮気しまくっていたムッソリーニといちばん関係が長かったとはいえ、生き延びようと思えばいくらでも道はあったでしょう。逆さに吊られるとスカートめくれてしまうので、カトリックの神父さんがピンでとめてあげたそうです。

それでも総括するなら、おれたちのまねをしたナチス@北のイナカモノに「庇を貸して母屋をとられ」、連中の戦争にまきこまれてまいったよ、が、大まかな総意ではないでしょうか。

ナチスもドイツ史ではちょっと奇妙な存在なんです。神聖ローマ帝国ドイツ語圏を、バイエルン・ミュンヒェンを基盤にした政権が牛耳った、唯一の例なのです。だからドイツ人にしてみれば、否定するのがむずかしくない、異端ともいえます。
まあワイマール共和国の選挙制度が完全比例代表制だったので、「ドイツの将来のために、君が(投票用紙に)書く数字は『2』だ!」なんてポスターがあり、宣伝上手なナチスにしてみれば、ありがたいシステムだったといえるでしょう。当時の選挙ポスターで特定候補のものはありません。

あ、大日本帝国で陸海軍を統べておられたのは、当時の憲法で「神聖にして侵すべからず」な現人神(あらひとがみ)、つまり神様なので人間の法ではさばけません。
この法体系だと世が乱れた責任は、現世の政を天皇から権力をお借りして執り行った、人間の臣下にある、と考えるのが基本です。
でも、「おまえらいいかげんにしろっ(`・ω・´)」と、言ってもらいたかったです。

投稿日時 - 2011-09-27 23:07:15

お礼

回答ありがとうございます。

投稿日時 - 2011-10-11 17:20:33

ANo.1

>イタリア人は昔枢軸国の一員としてどのように第二次世界大戦を見ているのでしょうか?

先ず、ドイツ・イタリヤと日本は「全く戦争犯罪が異なる」事を理解して下さい。
(素人の私は、同じだと思うのですがね)
ドイツもイタリヤも「国家が戦争を行なったのではない!」との基本原則があります。
国連加盟国も、これを了承しています。
ですから、ドイツはNATOの一員として軍の海外派兵を行なっていますよね。
イタリヤも、航空母艦を持つなど軍事力は(想像以上に)強いです。
イタリヤでは、「イタリヤ国を戦争に巻き込んだムソリーニは、犯罪者だ!」として、終戦末期に国民(評議)会議がムソリーニを逮捕。イタリア人自らがムソリーニを処刑(絞首刑)しています。
(確か、橋の欄干から遺体を吊るしています)
つまり、戦争はムソリーニが起したので彼個人及びファシストに責任があるのです。
(ムソリーニ一族は、最近までイタリヤ入国を認められず亡命生活を送っていました)
決して、イタリヤ国・イタリヤ国民の責任では無い!との立場なんです。
ドイツも同様で、「戦争責任は、ヒトラー及びナチスドイツにある!」との見解です。
ドイツ国やドイツ国民には、戦争責任は無い!との立場です。
ですから、ポーランド・フランスなどには「謝罪も賠償もしていない」のです。
その代わり「ナチス・ドイツの台頭を阻止できなかった責任はある」と、ドイツ政府は述べています。

日本の場合は、中国の強い命令で「日本国が、戦争責任がある!」との結果になりました。
極東軍事裁判でも、日本国家の戦争責任が認められました。
国連憲章でも、敗戦国条項と別に日本だけが「侵略国家」となっていますよ。
(日本が、再軍備し+世界平和に脅威になれば+国連加盟国は安保理議決なしで自由に日本に軍事侵攻可能)
まぁ、当時の陸海軍統帥権を持った方が一切責任を負いませんでしたからね。
東条英機も「陸海軍統帥権を持った方の命令・同意が無い場合、軍は勝手に行動しない!」と極東裁判で述べています。
(東条英機は、戦争責任でなく人道上の罪及び戦争を始めた(回避が出来なかった)事で処刑)

>ラジコンの第二次世界大戦のドイツ航空機のサイトを持っていました

メッサーシュミット。かっこ良いですよね。
隼・ゼロ戦を製造していた会社が、戦後自動車製造会社になりました。
ドイツでも、多くの会社が自動車を製造しましたよね。今でも、プロペラがマークの会社もあります。
メッサーシュミットのコクピットに、タイヤを付けた自動車(旧車)が欲しい!

投稿日時 - 2011-09-27 16:00:25

お礼

なるほど、ありがとうございました。国民はヒトラーのせいにしたのですね。

投稿日時 - 2011-09-27 17:26:12

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