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解決済みの質問

適切な行動に報酬、不適切な行動に罰、これ何という?

子どもや障害を持った方に対するものとして、適切な行動を取った場合、褒めてあげたり報酬をあげたりし、不適切な行動を取った場合、叱ったり罰を与えたりすることを心理学用語でなんと言いますか?
おそらく「~法」や「~療法」と呼ぶと思うのですが、、、。
また、こういったやり方を行動療法をいうのでしょうか?

どなたかご存知の方、ご返信お願いします。

投稿日時 - 2011-01-22 11:48:34

QNo.6466043

すぐに回答ほしいです

質問者が選んだベストアンサー

すでに詳しい回答が出ていますが,私なりの補足を。

ご質問の件は広義には「行動療法」でまちがいではありませんし,
細かく言えばオペラント条件づけに基礎を置く「オペラント技法」ということになるでしょう。
ただし,行動療法という用語には医療の一環というニュアンスがつきまとうため,
医療以外の文脈では「行動変容(法)」,ないし
「行動修正(法)という」呼称のほうが好んで用いられます。
理論的背景から「応用行動分析」と呼ばれることもあります。

まったく同じ原理に基づくプログラムは
・種々の技能訓練
・リハビリテーション
・障害児の療育
・犯罪者の矯正教育
・飼育動物のトレーニング
等々,幅広い分野で利用されています。

もうひとつ重要なこと。
オペラント技法は要するに
昔からある「飴(=強化)と鞭(=罰)によるしつけ」と同じと思われがちですが,
そうではなくて「飴(=強化)と無視(=消去)によるしつけ」であって,
「鞭(=罰)」は極力用いないというのが基本です。
罰の使用にはさまざまな問題点があることが知られているからです。

たとえば,
・効果が一過性で,罰がなければ繰り返す「罰依存」になりがち。
・罰を与える人や状況へのネガティヴな情動反応を引き起こす。
・罰を与える人や状況からの逃避や回避を学習してしまう。
・不適応行動や心身症といった副作用をもたらすことがある。
・罰のつもりが強化となってしまうことがある。
(例:先生の駄洒落にブーイングしたら駄洒落がますます増えた)

理解を深めるために
平易かつ正確な下記のサイトをお薦めしておきます。
「なんで犬のしつけなんだよ!」だなんて怒らないでください。
われわれは猿の一種であって,
犬と同じ原理で学習する動物なのですから。

■犬のしつけをまじめに考える!/犬の学習心理学入門!
 http://www.dogparty.net/Body/Learning.htm

投稿日時 - 2011-01-28 10:50:05

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回答(2)

ANo.1

おっしゃるとおり、行動療法と呼ぶ、心理療法のことです。

行動療法では、人間が成長にともなって身につける行動のほとんどは経験や練習(意図的経験の繰返し)によっていると考えます。言い換えますと「学習」によって身につけたものであるとします。
このような視点から、問題行動あるいは不適応行動の発生メカニズムやその行動修正法にしても、学習という視点から治療理論なり治療技法を構築すべきである」と主張しています。

行動療法は、このような見解に立って、人間の学習メカニズムについて研究する心理学の分野、つまり学習心理学の分野で実験等を通してつくられてきた学習理論を理論的基盤とする治療理論と治療技法を提唱しています。

したがって、他の多くの心理療法がおもに臨床の場での経験を土台に理論や治療技法を組み立てているのに対して、行動療法は、実験室でおもに動物を用いて研究された学習に関する諸事実や原理を心理療法へ適用するといった経緯を経ています。

実際の行動療法は、提唱されてから40年以上経っていますので、じつにさまざまな定義なされているが、比較的共通するものは、「実験によって証明された現代学習理論あるいは行動理論の活用による行動変容法」ということになるかとおもいます。

また、実際に用いられる治療技法も、そのもととなる理論にしても新たな考え方が取り入れられて、よりいっそう洗練されたものになってきています。
しかも、さらに新しい適用分野や研究分野を開拓し広げつつあります。
したがって、質問者様があげていらっしゃるものは、初期の頃に考えられたといいますか、かなり単純化した説明であるということになります(この点は、別に非難しようという意図は全くありませんので、誤解のないようにお願いいたします)。
初期には、神経症や、不登校、夜尿症などのいわゆる問題行動・不適応行動に対する適用から始まりましたが、その後、統合失調症などの精神障害や、心身症の治療、また、発達障害のある子どもに新しい生活スキルを獲得させるための訓練など、いろいろな対象、行動の修正または、獲得に適用されるようになっていますし、精神活動,すなわち思考や認知,感情などをも含むようになってきています。

さらに、最近では、不安やうつ病の治療法として脚光を浴びるようになってきている「認知療法」とも一体化して、「認知行動療法」として、発展してきています。

短い文章ではその全体像を説明するのも用意ではありませんので、臨床心理学や、心理療法の入門書などを是非ご参照ください。

投稿日時 - 2011-01-23 17:38:13

お礼

行動療法について詳しくお答えして下さり、ありがとうございます!
すっきりしました!

投稿日時 - 2011-02-04 22:14:42

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