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解決済みの質問

分配金が高いのに、解約される投資信託。なぜ?

 ネットで投資信託のデータを見ていたら、海外債券系の投信などで、かなり分配金の高いものがあります。
 一例を挙げれば、ノムラファンドマスターズ世界債券(毎月分配型)Bコース。12月16日の価格が6827円。毎月分配で、このところ毎月85円の分配金が出ています。単純計算で一ヶ月に1.25%です。税金や手数料を引いても、一年で10%以上の分配金が出る計算です。
 低金利の昨今、こんな分配金なら売れているかと思いきや、設定額よりも解約されている額がはるかに多いのです。確かにここしばらく基準価額は下がりめですが、長い眼で分配金を考えればそれほど不利とは思えないのですが…。

 そんな感じの投資信託がいくつもあって、私のような素人には不思議です。
 高分配金なのに多くの方が解約していると言うことは、何か大きなデメリットや不安要素があるのでしょうか? 債券や投信に詳しい方、お教えくださると幸いです。

投稿日時 - 2010-12-17 17:27:36

QNo.6390615

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

 ノムラファンドマスターズ世界債券は世界各国の債券に投資するタイプの投資信託です。この手の投資信託では代表選手としてグローバルソブリンがありますがこちらも純資産をどんどん減らしておりかつては5兆円台だった純資産もいまでは2兆円に。
 原因としては下記のことが挙げられます。
(1)分配金を支払うたびに分配金の分だけ基準価額は下がります。次月までに運用で分配金の額を補えればよいですが、できなかったため基準価額が下落したので不安に思い解約へ。
(2)先進国が輸出重視の政策の一環で自国通貨価値の下落を容認しています。このため円は上昇しますので結果として債券価値も下落しており基準価額が下落したので不安に思い解約へ。
(3)販売会社がより分配金そして手数料が見込める通貨選択型債券や新興国債券・株式投資信託への乗り換えを勧めているので解約へ。

 他にも原因があるかもしれませんが大きいのは以上のようなところではないかと思います。現状、債券投資信託を買うのはおすすめできないと個人的に思うのですがどうなることか。

投稿日時 - 2010-12-18 12:18:47

補足

詳しい回答、ありがとうございます!
いずれにしても、基準価額の下落が解約を招いているということですね。
とはいえ、3つも原因があると、どれが主要因だか分析が難しそう…。
それぞれの理由で、この投信をどう見るかが変わってきますものね。

(1)なら、最初の回答の方が書いたように、健全ではない運用ですし、
(2)なら円安・円高の動向をにらむ必要が出てきて、
(3)なら買う人の価値観しだいということになりますか…。

 ところで、
>現状、債券投資信託を買うのはおすすめできないと個人的に思うのですが

 と書いておられるのですが、もし差し支えなければ、もう少しご意見をお伺いしてもよろしいでしょうか?

投稿日時 - 2010-12-19 15:59:06

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回答(3)

ANo.3

> もし差し支えなければ、もう少しご意見をお伺いしてもよろしいでしょうか?
 はじめに私が個人的に考えての判断ですので責任は取れません。ただ概ねこのような感じでおすすめできないと思っています。
 さて海外(抜けておりました)債券投資信託は投資対象として判断に迷うところでした。そして現在の世界状況でさら微妙になっています。

 理由ですがまず海外債券の期待リターンが国内債券のそれと同程度になりやすいことです。期待リターンは金利からインフレ率を引いたものになります。海外債券の方が見た目の金利は高いですが、同時にインフレ率も高いので実質リターンは国内債券とほぼ変わりません。ただ経済・政治状況で短期的に海外債券のリターンは高くなったり低くなったりします。ただしこれは一時的なもので長続きせずやがて調整されてしまいます。
 次に期待リターンの割にリスクが高いことです。国内債券と同程度になりやすい期待リターンに対し、リスクは為替の変動要因がある分、国内債券より高いです。つまり海外債券に投資するのは国内債券に投資するより不利になりやすいと考えられます。
 次に海外債券の投資信託の手数料が割高なことです。海外株式の投資信託と比べれば手数料は低いですが、同時に期待リターンも低くなります。実質リターンは株式の方が高いので、投資する場合は債券より株式に投資額をある程度限定して投資するほうが合理的です。
 以上のように書くと、債券と株式は同じ動きをしないのではと言われますが、海外資産の場合、為替の変動要因が基準価額に与える影響が大きく結果似通った動きをしやすいです。これは海外株式と海外債券の相関関数(二つの異なる資産がどれだけに通った動きをするか)を見ればおわかりになるかと思います。
 ただ完全に連動するわけでもないので分散のためということであれば、金利よりも為替の影響を受ける外貨MMFに投資しておけばいいと思います。

 最後に現状で海外債券に投資するのはどうかについてです。
 現状、不況な事はお疑いではないかと思いますが、不況時に債券はどうなるかというと、利回りは低下し価格は上昇します。二番底の懸念はありますが利回りの下落余地はそれほどなく、価格の上昇余地もあまりないでしょう。どのくらい時間がかかるか分かりませんが景気が回復していく状況で、利回りが上昇し価格は下落してしまいます。
 ただ現状が円高なので円安になれば為替差益があるということも考えられます。しかし現状が円高かどうかははっきりしませんし(今までが円安で今が適正という見方もあります)それなら株式に投資したほうがより利益が得られると思われます。

 以上のようなことから海外債券投資信託を買い付けするのはおすすめできないと思います。

投稿日時 - 2010-12-19 21:59:59

お礼

 詳しい解説、ありがとうございました。
 あらためて書いていただくと、本当にいろんな要素の考慮が必要ですね。
 インフレと、為替変動リスク、なるほどです。金利もけっこう簡単に変わったりしますもんね。
 投資をするにはやはりたくさん勉強が必要だなあ、と実感しました。

 今回の方が詳しく書いていただいたのですが、質問の性質上、先に書いていただいたNo2の回答をベストアンサーにしますね。重ね重ね、ありがとうございました。

投稿日時 - 2010-12-20 22:28:23

ANo.1

質問者さんが言われている投資信託は、分配金を支払うたびに
基準価額が下がっていると思われます。
基準価額から分配金を払っているわけですから、銀行預金で言うと
元本から金利を払っているのと同じであり、払えば払うほど
元本が減っていきます。
ゆえに長く保有しても利益が出ない事になります。

ノムラファンドマスターズ世界債権(毎月分配型)Bコースの
場合を見てみると、基準価額が大きく下がったころに分配金を
大きく上げています。
この行為は解約を防ぐためと思われます。
本来であれば分配金を減らすのが健全な行為であり、
実際にそうしている投信もあります。

質問の投信は運用に失敗したものだと考えて下さい。

投稿日時 - 2010-12-18 10:16:43

お礼

最初の回答、ありがとうございました。
なるほど、身の程以上の分配金を出すことで、解約を防ぐわけですね。一時話題になった、企業の粉飾決算のようなものでしょうか?
 分配金が高くても、その分だけ元本が減り、基準価額が下がるので、トータルでは利益がでない、ということですね。

>本来であれば分配金を減らすのが健全な行為であり、実際にそうしている投信もあります。

 確かにありました、分配金がものすごく上下している投信。
 高い分配金を払い続けている投信よりも、そうした投信の方が健全な可能性が高いのでしょうね。

 参考になりました。ありがとうございました。

投稿日時 - 2010-12-18 21:26:07

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