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解決済みの質問

『視力』と『度数』の違いがよくわかりません。

現在3歳の子供が不同視弱視の治療を受けています。

最初の検査・治療開始から半年経ち、今日は眼底検査と視力検査を受けました。
(毎月、経過を見るために定期検診として視力検査と問診・診察をしています)

眼底検査をしたところ、度数の変化はなかったようなのですが、
視力検査では眼鏡で矯正して左1.0、右0.7~0.8まで向上していました。
「視力が上がってきているのでこのまま続けましょう」と言われて
とても嬉しかったのですが、はて・・・と疑問がわきました。

素人としては度数が変化して視力が上がる、と思っていたのですが、
「度数と視力はまるっきり違うもの」と医師に教えられました。
度数=目の屈折率
視力=物を視る力    であることを聞いてなるほどな~と思ったのですが、
どうして度数の変化は無しで、視力がアップするのか
その構造がなんとなくしか理解できません。

本来持っているものは変化なしで、目の働き(水晶体の厚さを変える機能や
ものをとらえようとする感覚)があがってきていると思うだけで
いいのでしょうか??
子供はまだ未発達ということはわかっていますが、
もともとの構造に変化がなければ、両目の視力が同じになり、
治療をやめ、眼鏡をはずしたとしてもまたもとに戻るのではないか・・・
等と考えています。

よくわからないので、どなたかわかりやすく教えていただけないでしょうか?

投稿日時 - 2003-06-11 17:24:42

QNo.572241

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

「視力」と「度数」はおっしゃる通り違うものです。
ややこしい話になりますが…、

「視力」とは物の形態を認識する能力で、「形態覚」とも呼ばれます。定義としては4種類ほど存在するのですが、一般的には「最小分離域」といって「離れた2点を2点として認識することのできる最小の2点間距離」で測定します。いわゆる「C(ランドルト環)」で測るものですね。日本では小数で表しますが、欧米では分数で表します。
この視力は、8歳頃まで発達していき(ピークは1歳半~3歳頃)、それ以降は停滞してしまいます。
ですので、屈折異常(遠視など)や斜視、発達期の眼帯などによる遮蔽などでピントのあった適切な視性刺激が両眼から等しく脳へ送られなければ、この視力は正常に発達していきません。
また、眼に重大な疾患があったり、脳に障害がある場合にはこの矯正視力が低下します。従ってこの視力はこれらの疾患の程度を評価する重要な基準となります。裸眼では評価できません。

「度数」とは、正確には眼の屈折「率」ではなく、屈折「力」を眼鏡による矯正レンズ度数で表したものです。その人にとって最もピントのあった像を見ることのできる眼鏡の度数ですね。
これは球面レンズ(凸レンズ、凹レンズ)と円柱レンズ(乱視のレンズ)で表されます。裸眼がベストの状態の(最高視力が得られる「正視」)人は、球面レンズも円柱レンズも「0(ゼロ)D(ディオプター)」つまり眼鏡が必要ないのですが、近視では凹レンズ(マイナスレンズ)、遠視では凸レンズ(プラスレンズ)、これに乱視が混じる場合は円柱レンズを足して、屈折矯正します。そしてその最高視力が得られるレンズ式でその人の「度数」を表します。
視力を評価するためには、裸眼状態ではなく、屈折矯正をしてその人のベストの屈折状態にしたときの視力(矯正視力)を用いなければなりません。(よく裸眼で0.05位だけど、近視の眼鏡を掛けると1.5見えるという方いますよね。そういう人は正常な視力発達ができていることになります)
近視の人は屈折力が正視の場合よりも強く、遠視の人は弱いのです。近視と遠視は大きく違い、近視では眼前のどこかに必ずピントの合う距離がありますが、遠視の人は調節力を麻痺させると、遠くも近くもピントが合いません。従って発達時期の遠視は非常に問題が生じます。
お子さんは不同視ということで、おそらく両眼の屈折力の差が2D以上存在する遠視でしょうか。子供の頃は調節力が非常に強く、少々の遠視は打ち消すことができるので、裸眼でも「よく見える」と言われますが、この調節力は両眼等しく働きます。従って屈折力の差が大きい場合、遠視の弱い方に合わせて調節されるため、強い方は未だピントがぼけた状態で見ることになり、その眼は視力(正確にはその眼からの情報を受ける脳の部分)が発達していけません。それにより両眼の視力差が生じます。そうなると正常な両眼視機能(立体視など)の発達は阻まれてしまいます。また斜視の原因にもなるため、早い時期に眼鏡による屈折矯正、弱視が生じていれば健眼遮蔽などの処置を講じなければなりません。

眼の屈折力(度数)は発達に伴い変化します。これは眼の奥行き(眼の大きさ)によるもので、幼少時は遠視傾向にあり、6歳頃にちょうど良い程度になっていきます。それ以降は調節の過緊張などで近視傾向に傾いたりします。いわゆる「学校近視」ですね。眼の大きさが関係するため、遺伝も関係します。眼の奥行きが長い人は近視になり、短い人は遠視になります。これは眼鏡でなければ正視化されません。

遠視の子は発達とともにだんだんと遠視の度数が減っていきます。しかし将来的に眼鏡が必要でなくなるくらいになる場合とそうでない場合があります。弱視治療をされている場合は、特に慎重に経過を見る必要があります。視力が上がっても安心して治療を勝手にやめることなく、視力が安定するまでしっかりケアする必要があります。

長くなって理解して頂けたかはちょっと不安ですが、お子さんの視力発達のケアをしっかりして差し上げてください。

投稿日時 - 2003-06-11 23:29:43

お礼

回答ありがとうございます。

とっても、とってもわかりやすかったです!!
もやもやしていたものが晴れました(^^納得出来ました。

現在、アイパッチを1日7時間以上つけて健眼遮断をして眼鏡もかけています。
この治療を開始してから4カ月ほど経ち、最近「なんだか見えるようになってきた」
と本人も苦痛を感じず片目は塞がれた状態で生活しています。
昨日の視力検査では横で見ている私が眼鏡をかけて両眼視しても
0.7が見えなかったので私の方がレンズ交換しなければ・・・と思ってしまいました。
(これはどうでもいい話ですね、失礼しました)

おっしゃるとおり、両眼の屈折力の差が2D以上存在する遠視です。
度数の変化なしでどうして視力だけ向上するのか、非常に不思議に思っておりました。
ものを視る力が訓練され、眼からの情報を受ける脳の部分が発達
してきたと喜んでいいのですよね?!

これから成長にともない、眼の方も大きくなり発達して行くと思いますので、
度数と視力は全く別のものと考えて治療に専念出来ます。
実は、子供の頃に不同視だったという親戚が何人かいまして、
ああ、これは遺伝的な要素が強いのかしら。。。と漠然と考えております。
親戚は成長にともない、両目の視力も、機械で測った度数も
正常な感じになっているので、あせらずにケアしていこうと思います。

投稿日時 - 2003-06-12 09:34:26

ANo.2

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回答(2)

ANo.1

URLより、
視力・・・網膜にうつった光を視神経で脳に伝達し「見える」ためのチカラ。見るための眼の能力の事。

度数・・・正確に網膜に届くよう、光を屈折させるために必要なレンズのチカラ。レンズのパワーの事。

視力は、低下していくのみで維持するしかありません。

とりあえず、URLを参照ください。


・屈折度数の算出方法
http://www.nana.or.jp/~shimane/eye2-6dosu.htm

参考URL:http://health.lycos.co.jp/library/3000/w3000175.html

投稿日時 - 2003-06-11 18:18:30

お礼

回答ありがとうございます。

何度も何度もおすすめいただいた参考URLを見てみたのですが、
なんとなく理解できたのですが、どうしてもそれ以上は。。。
というのが正直なところなのです。

単純に度数がよくて、レンズ自体がいいものであれば視力もいいのではないか?!
という疑問もあったので、度数の変化なくして視力の劇的な変化が
今回あったもので、医師の説明でなるほど~と思ったものの、
よく考えたらよくわからん状態になっておりました。

もう1度、参考のURLをじっくり読んでみたいと思います。

投稿日時 - 2003-06-12 09:12:08

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