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解決済みの質問

なんでフランスやアメリカ、イギリスのブランドは、イタリアで服を製造させ

なんでフランスやアメリカ、イギリスのブランドは、イタリアで服を製造させるのでしょうか?

ディオールはフランスのブランドです。でも、銀座のディオールの店に行くと、スーツやコートの大半がイタリア製です。バーバリー(イギリス)の高級ライン、「プローサム」もイタリア製です。

一方でイタリアのブランドが、フランスで服を製造させるというケースは少ないように思います。

なんでフランスやアメリカ、イギリスのブランドは、イタリアで服を製造させることが多いのでしょうか?技術が高い??製造コストが安い??

御存じの方、お願いします。

投稿日時 - 2010-01-09 22:54:51

QNo.5580877

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

歴史的な理由があります。

 イタリアという名前になってからの国の歴史はさほど永くはないのです
(ガリバルディによる統一以降の話)が、何と言ってもローマ帝国以来の2000年
を優に超える歴史があり、但し中世以降イタリア半島の南部は経済的に大変貧しく、
かつアラブ世界にも近かったので、アラブを代表する典型的労働集約型高級品である
ペルシャ絨毯に代表される針仕事の技術が一般の人達に深く根付いていたことも
事実なのです。
 そして20世紀に入ってからも経済的には全くさえない時代が続き、挙句の果てに
第二次世界大戦で敗戦国となったこともあって、リラの価値はとことん下がって
しまいました。
 こうなると、新たに縫製工場を作って製品を量産するより、地元の人手をそのまま
生かした方がまだまだ国際水準から見ればコストが安価であったのです。
 フランスについてはレディスのオートクチュールが有名ですが、既製品については
多くのレディスメーカーは、戦後比較的早い時代からミラノ近郊の北イタリアの工場
にて生産を委託し始めていました。こうしてレディス特有のソフトな仕立てと立体的な
曲線を生かした所謂”甘い仕立て”の技術が磨かれることとなり、後にメンズの製品に
ついてもアルマーニやヴェルサーチをはじめとするデザイナーブランドの既製品生産にも
存分にその技術が生かされることとなったわけです。
 第二次大戦後にはアメリカの超大国化が進み、そのため既製品のさらなる大規模生産
という、それまで存在しなかった服作りの形態が本格的に始まることとなり、そのため
工場がたくさん必要となったのですがアメリカ国内では人手が全然足りず、結局手仕事
による服作りの技術がありながらも、国内には全く仕事がなかった敗戦国イタリアからの
移民に頼らざるをえなかったのです。
 そうした事情もあってヴェトナム戦争以前のアメリカの衣料品の品質は世界一と言われて
ましたが、その後1970年代以降の度重なる不況、人心の疲弊、経済停滞等による自動車に
代表されるアメリカ製品の品質の劣化、そしてインフレによるコスト高で、アメリカ国内の
生産設備が海外へシフトされる動きが加速し出しました。そのシフト先がまだまだコスト安の
イタリアであったわけです。そうしてレディス、メンズ共に既製品の生産は北イタリアが
中心となって行ったのです。要するに元々イタリアには手仕事による縫製技術はあったものの、
既製品という、大量に品質を同じく生産する技術とノウハウがあったというわけではなかった
のです。アメリカにおいて完成した既製品生産のノウハウを北イタリアに移転したということ
なのであって、そのためこの時代にアメリカから母国イタリアへ帰って行ったイタリア移民も
結構いたわけなのです。
 その後、アメリカばかりでなく、イギリスも国策としての金融立国化、ハードウエアから
ソフトウエアの国へと変貌をして行き、フランスも遅ればせながらそれに続いたため、結局
イタリアがそれらの国々において培われてきた生産技術を集約し、さらに磨き上げて今日に
至っていると言えますが、21世紀に入って既に時代は中国や東欧に既製品の生産を移植し
終えつつある時期に来た、と言えるかと思います。 イタリア製と記されていても、それは
最後の仕上げのみで、生産の7、8割方は他国で行われているケースもままあるということです。
それはある意味”Made in Italy”が世界中でブランド化しているから、とも言えます。

投稿日時 - 2010-01-11 23:50:43

ANo.2

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回答(2)

ANo.1

はじめまして。

はっきり言って技術力が高く世界中で認められているからです。
イタリアでの製造コストはそうそうお安くありません。
製品の価格を見れば一目瞭然ですよね。

服に限らず、靴もバッグも服飾小物もメイドインイタリーであることはよくあります。
コスト面の問題ではなく、持っている技術力を頼ってみんなイタリアに製造を依頼するのではないでしょうか。
イタリアの産業の歴史などをひも解いてみれば、いろいろわかるかもしれませんね。

フランス、イギリスでも自国の工場で製造を続けるブランドはあります。

ただ、アメリカ製品というのはクオリティがあまりよくないですね。
ラルフ・ローレンなどはどうしているのでしょうかね。

ハイブランドであればイタリアに、それ以外であればコストの安い中国、ベトナム、南米などに依頼するようですね。

参考まで。

投稿日時 - 2010-01-10 14:19:12

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