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解決済みの質問

作曲技法・音楽理論の観点から見て、アニソンとJ-POPと洋楽の間にはどのような違いがあるのですか?

たまに「アニソンはJ-POPより劣る」とか、「J-POPより洋楽の方が優れている」といった意見を目にすることがありますが、私にはアニソン、J-POP、洋楽それぞれに好きな楽曲があり、どれが優れているとか劣っているとかは正直よくわかりません。

そこでご相談したいのですが、これらの音楽(アニソン・J-POP・洋楽)の間に、作曲技法・音楽理論の観点から見て、どのような違いがあるのでしょうか? また、それは客観的な「レベルの違い」と言えるものなのでしょうか?

一口にJ-POPや洋楽と言っても幅広いと思いますので、著名なアーティストの傾向でお答え頂ければ幸いです。
私は音楽については素人なもので、見当外れの質問かもしれませんが、どうしても知りたいのです。よろしくお願いします。

投稿日時 - 2009-08-23 23:46:05

QNo.5231514

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

方法論的には今日ではほとんど差がないと思います。あるものを見下す人は、それが自分の好みを反映していることに気づいていない人、特定の曲だけを聴きそれがジャンル全てを代表しているように思っている人です。

和製ポップスは洋楽のエッセンスを吸収してきたという面があります。テレビなどにはめったに出ない、限られたファン層をもつ音楽には昔から洋楽に迫るようなものもあります。70年代以前の和製ロックには明らかに「まねじゃないの?」と思うものもありますが、それなりに洋楽をどん欲に取り入れた面が見られます(こういうのは本当に一般の知名度は低い)。しかし一般にヒットすることが命題のGSは格好だけはロックでも肝心の曲は(当時の)歌謡曲であるのが多くあります。斬新であってもまだ流行らないということは分かっていたんでしょうね。だから“大人”が作ってあげた曲をバンドに与えるようなことになったのです。
コード進行はオーソドックスで歌詞も七五調だったり文語が入っていたり気恥ずかしい内容だったり…

80年代に入ってもまだいかにも日本的な曲が「フォーク・ニューミュージック・ポップス」にありました(たとえば→http://www.youtube.com/watch?v=k2OstBquVm4。今なら演歌扱いでしょう)。
その後徐々にしんみりした歌詞や曲調は、ヒットすべきものからは少なくなっていき(あるものは演歌に分類されるようになり)、メロディやコードも洋楽にならった西洋的なものが多くなっていきます。

アニソンについてですが、これにはまた別の面があります。アニソンと言っても主に子供向きのものに多いタイトルやキャラクターを歌詞に織り込んだものと、アニソンであることを伏せると一般のポップスと変わらないものがあります。
前者は、楽曲としての出来はともかく主題歌としてしか使えないわけですから興味の対象には絶対に入らない人もいます。そういう人がアニソンはつまらんと言っても仕方ないとも言えます。
後者は(よくあるタイアップではなく、物語や人物の心情を歌っていながらもタイトルなどが一切入らないもの)一般のポップスと変わることはなく、楽曲的に優れたものも多くありますが、アニメに興味がない層にはやはり見向きされないのは残念なことです。とは言っても「アニメは見なくてもいいから曲を聴け」というのは難しいでしょうし、他の分野で使い回されることもほとんどありません。

アニソンは一部の子供向きを除いては、もはや音楽的なジャンルではありません。あらゆるジャンルをどん欲に取り込んでいます。
ただ、アニソンはヒットさせるベクトルが違うのか、あるいはファン層はアニメに関連するものなら受け入れてくれやすいからか分かりませんが、作り手の“遊び心”が発揮されていることがよくあります。”ネタ”が仕掛けられていたり、少し前のヒット曲のエッセンスが詰まっていたり、洋楽的であったり等々。そういう点で一般のポップスとは違う、いい意味で時代がずれているように感じることはあります。

投稿日時 - 2009-08-24 20:22:16

お礼

ご回答ありがとうございます。
非常に勉強になりました。
確かにアニソンは少し特殊というか、そのアニメを見てないと歌詞の意味もわからないことが多いですし、
作り手の遊び心も伝わらないことが多く、曲を聴くだけでは本当には理解できないのかもしれませんね。

お二方のご回答とも非常に有益で、私は教えてgooユーザーの見識の高さに感動しています。今回は本当にありがとうございました。

投稿日時 - 2009-08-24 23:08:11

ANo.2

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回答(2)

ANo.1

理論的なアプローチはどれも同じです。ただ、時代や流行の波についていくために、理論の中のどの技が良く使われているかというのはあります。
コードで言えば、I V VIm V IV IIIm IIm V
とか IV V IIIm VIm など。こいつらは時代の波を越えてウンザリするほど耳にするパターンですが、あんまり飽きないものです。

あなたの耳は、風評に縛られず、好き嫌いを純粋に聞き取れる耳を持っている様子。これはいいことです。アニソンはJ-POPに劣るならば、その人はアニソンの中に名曲があることも、そのアニソンをカバーしているPOPの歌手がいることも知らないかわいそうな人です。
J-POPより洋楽の方が優れているならば、そのJ-POPが5年ほど前の洋楽を参考に作られている事実すら知らずに”5年前の「洋楽」”を見下しているわけです。かわいそうを通り越して笑っちゃいますね。

私も耳にはすこしだけ自信があります。
というのは、人間的にむちゃくちゃ嫌な歌手がいるのですが、その人のディスコグラフィーの一つにものすごいいい曲があって、その曲を「いい曲だ」と思っている自分の耳を誇りにさえ思っています。
先入観に囚われず、音楽を正しく聞き取れる耳なのだと。

ただ・・・好みの方向がヲタクで「好きな音楽は?」と聞かれた時にちょっと空気を読むことはありますが・・・。

投稿日時 - 2009-08-24 11:01:13

お礼

ご回答ありがとうございます。
やはり偏見や思い込みによって「○○は××より上」という発想が生まれるのでしょうか……。
アーティストの人間性と作品性を切り分けて考えられるあなたのような方は、確かに理想的なリスナーですね。
私はアニソンやJ-POPを好きな自分になかなか自信がもてないので、羨ましいです。

引き続きご回答を募集します。よろしくお願いします。

投稿日時 - 2009-08-24 13:51:03

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