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解決済みの質問

証券化商品のリスクとレバレッジ

ttp://www.youtube.com/watch?v=WaCiLXeQ62A&feature=related
「信用収縮は何故起きたのか? 証券化とレバレッジの仕組み」
サブプライム問題~リーマンショックについての動画
を観ていてわからなかった点があったので、わかる方教えてください!


(1)証券化される過程でリスクはかなり細かく切り分けて分散されているのに、何故そのうちの小さい小さい1つにしか過ぎないサブプライムがコケただけで世界中の投資家が不安にかられて証券化商品を売りに転じたのか?

(2)投資銀行が借りていたレバレッジ分のお金はどこが貸し手だった?

投稿日時 - 2009-04-21 23:00:34

QNo.4898805

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

bigorange9です。質問者様の再質問をみていなかったので返事が遅くなりました。簡単な数値例で考えます。

 まず、最初にサブプライムローンを原債権とするCDOの発行額を1000とします。そのうちシニアが700、メザニンが200、エクイティが100とします。そしてメザニン200の部分を再度証券化するとします。200のうち140をシニア’、40をメザニン’、20をエクイティ’となるようにリスクを調整して発行するのです。さらにメザニン’を再々証券化します。40のうち28をシニア''、8をメザニン''、4をエクイティ''とします。すると、もともとの原債権1000でAAA格を付与できるのは700だったのに、再々証券化まで含めるとAAA格が付与された証券の総額は、700+140+28=868となり、原債権に対するAAAの割合が86.8%にも上ります。再々々証券化などをしていけば、この比率は90%を超えます。
さて、ここで原債権のサブプライムローンが13.2%以上ロスになると(100-86.8=13.2%)、再々証券化された証券のAAA部分に損失が発生します。このときシニアより下位にあるエクイティ''やメザニン''は全損です。いったんAAAにわずかでも損失が出ると、投資家に与える衝撃は計り知れません。AAA債券というのは、ほとんど絶対と言っていいくらいデフォルトしないものという前提で投資されるからです。この「ほとんど絶対と言っていいくらい」という条件は格付けを付与する格付け会社が過去数十年以上のデータの蓄積から、AAAのデフォルト確率がかぎりなくゼロに近いという実績を示しているからです。
 CDOのAAAにわずかでも損失が出ることが分かると、すべての証券化商品のAAAを投資家は信用しなくなりますから、時価評価を大幅に引下げます。これがまた大幅な評価損失となり、市場で証券化商品の取引が途絶えます。取引が成り立たない金融商品は処分価格がつきませんから、保有者からすると価値ゼロとなり、損失がスパイラルとなって拡大したわけです。

投稿日時 - 2009-04-26 18:46:22

お礼

わかりやすい説明をありがとうございました。

>AAA債券というのは、ほとんど絶対と言っていいくらいデフォルトしないものという前提で投資されます。
>いったんAAAにわずかでも損失が出ると投資家に与える衝撃は計り知れません。すべての証券化商品のAAAを投資家は信用しなくなります

了解です。

投稿日時 - 2009-04-27 07:43:15

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回答(6)

ANo.5

>自己資本100億ドルの30倍のレバレッジということは3000億ドルになります。

>3000億-100億=2900億の分はどこから借りてくるのでしょうか?

レバレッジの意味が分からないようですね??
100億ドルで3000億ドルの取引ができるからレバレッジ(テコ)と言っているのです。損出が100億ドル超えるようであれば証拠金を上積みすれば良いのです。あなたは信用取引やFXを知らないようですね?

3000億ドル投資して100億ドル以上の損失を出すと取引上マイナスになりますので清算はできませんよね、そこで証拠金を積み上げて損失分をカバーするわけです。その逆に売買益が発生すると清算できます。
これが信用取引です。取引に信用を与えているわけです。
2900億円借りて投資するとレバレッジは1です。
実際は証拠金が何割か毀損すると追証を要求され追証できなければ即座反対売買で清算されます。
証拠金の貸し手はいますが、レバレッジの貸し手などいません、損失の範囲を証拠金内で収めるってことです。

投稿日時 - 2009-04-26 00:27:02

お礼

ありがとうございます。

信用取引やFXは、証券会社やFX会社にお金を借りて運用するものだと思っていましたが、違うのでしょうか?

・私が100万円の証拠金を証券会社に納め、3倍の300万円を動かせるようになった
・A社の株を300万で購入
A社の株を私に売った人は誰から300万円を手に入れるのでしょう?


?先物だけじゃなくて、信用取引も差金決済でした?
ちょっと自分で調べておきます。
時間がなく、明日は返答ができません。すいません。

投稿日時 - 2009-04-26 02:44:59

ANo.4

>投資銀行はどこに証拠金を納めて30倍のお金を借りたのでしょうか?

自己資本です。自己資本の30倍のレバレッジです。

投稿日時 - 2009-04-24 16:04:52

お礼

ご回答ありがとうございます。

>自己資本です。自己資本の30倍のレバレッジです。
投資銀行の自己資本が100億ドルとして、自己資本100億ドルの30倍のレバレッジということは3000億ドルになります。
3000億-100億=2900億の分はどこから借りてくるのでしょうか?

ひょっとして自己資本ではなく他人資本というやつから?

投稿日時 - 2009-04-25 11:20:37

ANo.3

>7割が安全だったら、その他の3割のうちの小さい小さい1つに
>しか過ぎないサブプライムがコケただけで債権がデフォルトになってしまう

まず、機関投資家に売られたサブプライムローンの大部分は
シニアで、モノラインの保証もあり
格付け会社からAAAの格付けを取得していた「安全な債券」です。
メザニンも格付けは低かったかもしれないがほとんど売られたはずです。
エクイティはほとんどが投資銀行が持ち続けるしかないという話だった
ようですが、あの頃は「カネ余り」の時代でしたから
高利回りに目がくらんで購入した投資家もいたそうです。

シニア、メザニン、エクイティというのは
銀行の抵当権の順位と考えてください。

まず、シニアが回収し、次にメザニン、最後にエクイティが残った部分を回収する。

仮にシニア7割、メザニン2割、エクイティ1割とすると
「シニア債が安全な債券である」という理由は
ローンが滞っても担保となっている住宅を処分すれば
7割は回収できるだろうという考えからです。

ちなみにシニア、メザニン、エクイティと3つに分類していますが、
実際はもっと細かく回収順位が設定されていたようですね。

>世界中の投資家が不安にかられて証券化商品を売りに転じたのか?

機関投資家が攻めから守りに入った為
 今までならモノラインの保証があるから
 証券化商品を買ってもリスクはなかったが、モノライン会社の
 経営が厳しいということが知れ渡ると
 保証が受けられない可能性が高くなり
 リスクの高い証券化商品を買おうとはしないだろう。

>投資銀行はどこに証拠金を納めて30倍のお金を借りたのでしょうか?

 証券取引所や商品先物市場のように公式な取引所がないのですから
 納める場所がない。

 つまり、投資銀行の資産と収益力を担保に貸し付けていたことになります。

投稿日時 - 2009-04-24 14:59:17

お礼

そもそもサブプライム債券は安全なものとして出回っていたのですね。


・なぜ世界中の投資家が不安にかられて証券化商品を売りに転じたのか?
>モノラインの保証の保障が怪しくなったから
わかりました。ありがとうございます。


「貸し付ける」というのは「借りる」という意味でしたっけ、、スイマセン。
投資銀行に元手の30倍ものお金を貸していたのは誰でしょうか?

投稿日時 - 2009-04-25 11:32:41

ANo.2

1.証券化された1部のサブプライムローン債券の価値が下落になると住宅を担保にしたホームエクイティによるクレジット債券も下落し、波及的に他の債券の下落となる。地方債や国債などの優良な債券が混じっていても1部の債券がゼロならば全体の価格は補償ができないし、実際証券化された中身が特定できなければ証券そのものを疑うしかない、
結局、売買が停止したのですから疑わしき証券としてレッテルを貼られたことと同じです。

2.レバレッジを「テコ」に例えます。株式ならば信用取引、FXでも証拠金の数倍の取引が可能です。投資銀行は自ら30倍のレバレッジを賭けて投資しているのです。証拠金取引は、証券が下落すれば証拠金を積み上げれば取引は可能です。欧米の投資銀行の資産規模が100兆円を超えています。自己資本の30倍のレバレッジですので、リーマンが60兆円の負債を抱えて倒産することも充分に可能です。
外部からの資金調達も充分に可能ですから、邦銀、外銀を含めてリーマンの債権者は以下の通りです。
あおぞら銀行                4億6300万ドル
みずほ銀行                 2億8900万ドル
シティバンク(香港支店)          2億7500万ドル
BNPパリバ(仏)             2億5000万ドル
新生銀行                  2億3100万ドル
旧UFJ銀行                1億8500万ドル
三井住友銀行                1億7700万ドル
スベンスカ・ハンデルス銀行(スウェーデン) 1億4060万ドル
KBC銀行(ベルギー)           1億0000万ドル
みずほコーポレート銀行             9300万ドル
信金中央金庫                  9300万ドル
ノバスコシア銀行(カナダ)           9300万ドル
中央三井信託銀行                9300万ドル
ロイズ銀行(英)                7540万ドル
華南商業銀行(台湾)              5900万ドル
中国銀行(ニューヨーク支店)          5000万ドル
日本生命                    4600万ドル
オーストラリア・ニュージーランド銀行(豪)   4400万ドル
スタンダード・チャータード(英)(銀行融資)  4100万ドル
スタンダード・チャータード(英)(信用状)   3610万ドル

投稿日時 - 2009-04-23 22:02:49

お礼

(1)
・サブプライムローン債券下落がきっかけで、他の債券の下落となる。
・証券化商品は1部の債券がゼロならば全体の価格は補償ができない
・よって、かの証券化商品は疑わしき証券としてレッテルを貼られた

了解しました


(2)
投資銀行自身が債券発行で集めてもいたということですね?

私が株式で信用取引をしようとしたら、証拠金を納めるかわりに「証券会社」から、その証拠金の数倍のお金を借りて運用することになりますが、投資銀行はどこに証拠金を納めて30倍のお金を借りたのでしょうか?

投稿日時 - 2009-04-24 00:41:05

ANo.1

(1)投資銀行は、集めたサブプライムをグループ化したうえで、
 シニア:倒産がまず無い安全な債券
 メザニン:倒産確率が中程度にある債券
 エクイティ:倒産の可能性が結構ある債券
 などに分けて投資家に販売しました。このうち、通常はシニアの割合が7割、メザニンが1割、エクイティが1割といった割合なのです。そしてシニアの格付けがAAA、メザニンがAA、エクイティがBなどとなっていて、投資家はこの格付けを見て買うのです。
 ところが、これらの証券が市場で流通するときに、再証券化といって証券化された債券を束ねて再度シニア・メザニン・・などと切り分けてどんどん売りました。すると、流通している債券の中でAAAのものの割合が増えます。本来は最初に発行された債券の7割までしか安全ではないのに、転売と再証券化が繰り返されるうちにAAA債券が増加してしまうということです。
ここでわずかでもサブプライムが破綻すると、再々証券化された債券のAAAの一部にはデフォルトが生じます。すると、今まで「AAA債券はほとんど絶対に倒産しない」という前提で投資していた投資家が非常に驚いて一斉に資金を市場から引き揚げたのです。それが一層市場からの資金撤退を招き、多くのAAA債券が支払不能に陥りました。

(2)投資銀行のレバレッジを支えていたのは投資銀行自身と商業銀行のローンですね。投資銀行は自身でもキャピタルマーケットで債券を発行しますし、商業銀行から借入をすることもあります。

投稿日時 - 2009-04-23 00:18:00

お礼

ご回答ありがとうございます。

(1)
頭が悪いのか、bigorange9さんがおっしゃっていることを数字で仮定して考えようとしても考えられません(笑)
すいません。なので、
>ここでわずかでもサブプライムが破綻すると、再々証券化された債券のAAAの一部にはデフォルトが生じます。
の部分の理由がわかりません。

あと、仮に7割が安全だったら、その他の3割のうちの小さい小さい1つにしか過ぎないサブプライムがコケただけで債権がデフォルトになってしまうというというところが、やはりわかりません。


(2)
・投資銀行自身がレバレッジで借りたい分のお金を債券発行で集めてた
・商業銀行から借りていた

了解です。

投稿日時 - 2009-04-24 00:30:33

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