新築と中古物件のリフォーム
一戸建ての購入を検討しています。
そこで質問なのですが、(立地など外的条件が同じだとして)新築物件(北海道、2000万円程度)を購入するのと、安い中古物件を購入したあとリフォームして同じ程度の物件水準にするのとでは、どちらが得でしょうか。
購入費をできるだけ抑えたい場合、安い中古物件を、安くリフォームしていくというのが、やはり最善策なのでしょうか。
ご回答よろしくお願いします。
投稿日時 - 2009-03-24 20:27:03
北海道という環境の厳しいところでは特に性能のよい新築の方が最終的には得だと思います。
穏やかな気候の地域でなら、多少の暑さ寒さは我慢できますが、北海道での寒さは生存に係わるでしょうから。
安い中古がそのへんの性能を有しているのならば又違いますが。
又、目先の金額だけではなく、長期的に見る必要があります。
少なくとも老後まで生涯すむとして、中古の築年数によっては途中で建て替えなければならないという可能性もあるでしょう。
そこまで行かなくても大規模なリフォームが必要かもしれません。
今耐用年数の長い、出来るだけメンテナンスフリーの新築を建てたほうが、結果的にはお金がかからないという事もあります。
とにかく安物買いの銭失いになりませんように、よくお考えください。
投稿日時 - 2009-03-25 09:19:16
fujiwakabaさん、ご回答ありがとうございました。
>出来るだけメンテナンスフリーの新築を建てたほうが、
メンテナンスフリーを勧められ、外壁補修の不要というガルバリウム鋼板を考慮していますが、これは本当にそんなに耐久力のあるものなのでしょうか。
もしご存知であれば、教えてください。
よろしくお願いします。
投稿日時 - 2009-03-25 20:57:44
このQ&Aは役に立ちましたか?
1人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています
回答(4)
ガルバはメンテナンスが楽な外装材です。
確か20年ぐらいうち付け部のさびなどの保証があったと思います。
ただし、強打でへこむ可能性は高いです。
硬球がぶつかったり、台風で硬いものが飛んできた場合、へこむでしょう。
所詮は薄い金属版ですからね。
傷が付けばそこから腐食しますから、塗装などの為のチェックは必要でしょう。
最悪補修が困難な状態でも、取替えが容易なのもガルバのメリットです。
ローコストでメンテフリーで耐用年数が長いものとして、ガルバはいい選択肢だと思います。
投稿日時 - 2009-03-25 21:57:44
fujiwakabaさん、ご回答ありがとうございました。
ガルバリウムは確かにランニングコストの観点から優等生ですね。
投稿日時 - 2009-03-27 09:48:23
中古物件の築年数によりますが、住宅は通称「省エネ法」に基づいて、1980年に「省エネ
ルギー基準」、1992年に「新省エネルギー基準」、1999年には「次世代省エネルギー基準」
という断熱性能の公的基準が定められ、断熱性能の向上が図られています。
特に北海道は、最も断熱性能が要求されるI地域として設定されています。
当然ながら断熱性の向上は、快適な住環境が得られることで冷暖房費を抑えた省エネルギ
ー化が目的となります。
この断熱性は、主に機密性の向上と床下、内壁、天井部の断熱材の厚みを増すことで確保
されていますから、リフォームよる性能向上はあまり望めません。
また、先の方が書かれていますように水周りや外壁の改修工事も早い段階で必要になって
くるでしょうし、例えば給湯器の寿命も8~12年程度とされていますので、これの交換時
期も考慮する必要が出てきますね。
直近の経済情勢から、不動産物件の価格と住宅ローン金利が低水準となっていますので、
戸建住宅は、新築購入という面で良い時期かもしれません。
戸建住宅の10年後の買い替え割合は全国平均2割程度と低く、ほとんどの方が一度購入し
たら当分お住まいになられています。
また、日本の戸建住宅の平均耐用年数は30年程度とされています。
中古物件の築年数、お値段(建物+リフォーム費用)、質問者様のお年齢、生活設計等も含
めて長期的な視点からお考えになられた方が良いですね。
投稿日時 - 2009-03-25 11:03:34
s2190さん、ご回答ありがとうございました。
>この断熱性は、主に機密性の向上と床下、内壁、天井部の断熱材の厚みを増すことで確保されていますから、リフォームよる性能向上はあまり望めません。
非常に参考になりました。1000万円の中古物件をオール電化、ガルバリウム外壁にリフォームしようと思っていましたが、この物件は次世代型省エネ基準を適用しておらず、内側の断熱をしないと、寒いという問題が残るわけですね。北海道・札幌市なので重大なポイントです。
>新築購入という面で良い時期かもしれません。
ただ、新築はやはり初期投資が多く、ローンを支払っていけるかという不安をどうしても抱いてしまいます。維持費を考慮すると、生涯住宅費用は同程度なのかもしれませんが。
投稿日時 - 2009-03-25 20:50:15