除草剤の改良
現在おびただしい量の除草剤が使用されていますが、生態系の破壊が心配されます。
私は田舎に住んでいますが、子供の頃は田んぼや堀に沢山の魚がいましたが、今は殆どいなくなってしまいました。
魚釣りや魚取りをしたのを懐かしく思い出します。
生活排水の影響もあるでしょうが、一番の原因となっているのは除草剤の使用ではないでしょうか。
水田には雑草駆除のために沢山の除草剤が使われています。
ザリガニでさえ数少なくなってしまいました。
生態系を破壊せず、雑草だけを退治できる除草剤は作れないものでしょうか?
投稿日時 - 2009-02-02 20:10:56
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回答(2)
除草剤には、接触系の除草剤と吸収系の除草剤があります。
前者は、かつて自殺に用いられて社会問題となったパラコートのようなものが代表的で、光が当たると速やかに分解し、川には流出しにくい特性があります。
一方、後者には多くの除草剤が含まれており、全般に残効期間は長い(2~3ヶ月程度)のが特徴です。これは、雑草が一斉に発生するのはまれで、春から秋まで相当長い期間に次々発生する特性に合わせて作られたためです。土壌と強固に結びつくとは言われていますが、豪雨に伴って一部は川へ流出しまいます。
そうした影響で生物相が貧弱になったとは言われていますが、現在使われている除草剤の魚毒性は、農薬の中では低いのが一般的です。むしろ殺菌剤の方が影響は大きいとされています。
投稿日時 - 2009-02-06 04:58:53
ありがとうございます。
田んぼに使われている除草剤は吸収系の物なのでしょうね。
魚毒性が低くなったとはいえ
<生物相が貧弱になった>のは確かです。
除草剤散布後にザリガニが死んでいるのを見た事があります。
薬づけの田んぼ、とでもいったら言いすぎでしょうか。
殺菌剤の影響は知りませんでした。
何でも便利な反面、害になる要素もあるんですね。
農業も変わり、使う薬も変わってきました。
これからも変わって行くのだと思います。
できる事なら、きれいな自然を壊さない農業や生活になっていければいいなと思います。
ありがとうございました。
投稿日時 - 2009-02-06 20:45:38