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解決済みの質問

景気悪化に対する銀行の責任

失業率はいっこうに改善されません。景気は良くなるどころか、ますます悪くなりつつありますね。とくに地方の状況は相当酷いようです。そして、景気悪化の大きな原因として考えられるのが「銀行」の振る舞いではないでしょうか。

バブル景気は銀行が湯水のように(必要もないのに)お金を貸しまくったから起こったものでした。そして回収出来ない債権を山のように抱えてしまうと、今度は、社会にとって必要なお金さえも貸し渋る(貸しはがす)ようになってしまった。これでは企業は設備投資も出来ないし、人も雇えないでしょう。
景気悪化は確かに企業や労働者の努力不足、あるいは少子化や中国の台頭といった背景もあるでしょうが、それ以前に銀行(と政府)の責任は大きいと思います。

今、日本にいくつの銀行があるんでしょう? あまりに多すぎるのではないでしょうか。しかも預金者に配当する利率はすべて横並び。。。銀行は私企業であることと、公的な存在であることを巧妙に使い分けているように思います。

景気対策として「銀行の責任追求」を挙げる声は時々聞かれますが、大きな声にはならないようです。なぜでしょうか。

あと、「公的資金」を注入する、という言い方がよくされますが、その中身は具体的には何なのでしょう?

皆さんのお考えをお聞かせ願えれば幸いです。

投稿日時 - 2002-09-11 13:29:09

QNo.356050

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

一理あります。この不況の原因は銀行の責任だといえばそのとうりです。しかし、私はもっと全体的な視野から考えます。つまり、確かにバブル期の銀行の過剰な融資が後の不良債権の原因になったことを思えば、「もっとやりようがあった」とも思えますが、その当時は銀行を監督していたのは大蔵省と日銀だったのです。彼らの権限は我々の予想以上に絶大です。ですから、彼らが銀行に対して「やめろ」と命令すればよかったのです。そこの所が問題で、どうやら大蔵省は「ん?おかしいぞ?」とは思いつつも、具体的な対策を打ち出せなかった。バブルという危険性に対する認識が薄かった感があります。では日銀はというと、実はそこのところを十分認識していながらも・・というよりむしろ銀行に対して融資を促進させるような命令すら出していたようだということが最近判明しました。(そのことについてはリチャード・ヴェルナー氏の円の支配者という本をお読みください。)ですから責任があるとすれば、銀行を監督していた側がそれに当たるのではないでしょうか。
 
また、これ以外でも、90年代中盤から突然急速に進められた金融業界の規制緩和が大きく影響しています。97年に初めて金融業界の規制緩和が始められる以前からアメリカの強い圧力と、なかなか回復しない不況のせいで「構造改革」を推進する声が高まってきました。その規制緩和のせいで、海外の巨大銀行などから買収される恐れが高まりました。資本の額が違いますから、日本の銀行は個々に買収されていしまいます。ですから主たる銀行が大同団結して海外に対抗する必要が出てきたのです。「みずほ」はアメリカ型「アイオア級戦艦」に対するための「大和型
巨大戦艦」を協力して作ったようなものです。駆逐艦が10隻あっても「アイオア級」には勝てないからです。資本を少しでも多くするため、融資してもきちんと返してくれる見込みのない企業にはとことん融資しないようになります。損害になるからです。担保が取れれば話しは別ですが、今まで担保だった土地は価格の下落が続いているため担保の役割をはたさないから、企業は融資を受けづらくなったのは事実です。
 
その資本は「自己資本比率」として海外の基準によって評価され、その基準に満たないと営業にかなりの支障が出てしまうのです。この基準が今の日本にとっては高すぎるのです。どこの銀行も自己資本比率を高めるため、合併したり、リストラしたり、融資を減らしたりして努力しているのです。それが規制緩和後の銀行を救う唯一の方法でもあります。ですから、責任があるとすれば、銀行というよりも規制緩和をするように押し付けてきたアメリカと1997年に急激にそれを実行しようとした橋本内閣の閣僚です。

投稿日時 - 2002-09-13 09:53:51

お礼

詳細なご回答、ありがとうございます。

最近はいわゆる「経済のグローバリゼーション化」が生み出すひずみが、世界中でますます顕著になってきたようです。中でもアメリカに振りまわされっぱなしのこの国は、一体どうなるのでしょうか。

投稿日時 - 2002-09-28 23:39:51

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回答(3)

ANo.3

不況招いたの責任が銀行にと言うのは少し無理があるように思います。

しかし銀行に公的資金を使うことは絶対反対です、銀行は価値の無いものを担保に貸しまくったのは銀行の勝手です、いくらでも貸したければ貸せばよろしい。

しかしながら経営が悪化したからといって公的資金を使う必要は何処にも無いのです、経営が立ち行かなくなった銀行は自己責任ですから倒産してもらえば良いのです。

今の銀行は一般者には殆どお金を貸さず、どうやらサラ金に融資をして自分たちはリスクを負わず楽して甘い汁を吸っているようです。

したがって銀行に公的資金を使う必要は何処にも無く、絶対に反対です。

景気対策ヘの銀行の役割は前向きに取り組んでいる事業者の話しに真面目に耳を傾けて本来の銀行業務に携わって欲しいのと、そのような政府の指導姿勢がほしいですね。

投稿日時 - 2002-09-19 08:19:20

お礼

ご回答ありがとうございました。
最近では、銀行自ら名前を出す形で、サラ金の子会社を作っていますね。

投稿日時 - 2002-09-28 23:44:47

ANo.1

バブル期に溯ると死んだ子の歳を数えるようになりますが、長銀、日債銀は破綻させ、日本興業銀行をうやむやにして残し、

挙句の果て【みずほ】などという何処に責任があるか分からない銀行に仕上げたのは、日本政府の責任であることは明白です。。。

多分旧3行の首脳も、政府に頼る気持ちが半分と3行の主導権争い、言い出しっぺは損をするとばかり動かなかった為に

起きたのが例のATM、その他の不手際につながっている訳ですが旧大蔵省の古傷の責任が絡んでいるのか大声で言いませんね。

「構造改革」という言葉は、何を構造改革するのかハッキリしない言葉ですが端的に云えば[銀行整理]を意味している訳です。

丁度この一週間の株価の動きはペイオフの延期、9:11問題、北朝鮮訪問、野党党首選挙など話題は多いのですが、我々は

フェイントをかけられたかのようにジリ貧に推移していますが、国民の間にも諦めムードが支配しているように思えてなりません。


「公的資金」導入?・・・それ以前に2~3の銀行が整理されれば問題はないのです・・・ただ誰も口にするのが怖いのでしょう。

残念ながら9月中間決算では、銀行の不良債権は3月期を上回るほど膨れ4兆円とも云われていて、今後際限なく続きそうな

様相を呈して来ました。。。政府が底入れ、上方転換の雰囲気を出そうとしても数字は云う事を聞かないでしょう。

皆さんは構造改革をすれば、景気はもっと悪くなると合唱します・・・カンフルが先か、改革が先か・・・どちらが重要なのでしょう。

投稿日時 - 2002-09-11 14:45:44

お礼

早速のご回答、ありがとうございました。

小泉内閣の「カイカク」は、本当に「言葉だけ」のように思えてなりません。住宅金融公庫の廃止と健保の一律3割負担化以外に、一体何をやったのでしょうか。

投稿日時 - 2002-09-28 23:43:21

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