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解決済みの質問

アメリカの借金総額と日本の買受負担分

いま現在、アメリカ政府の累積した借金総額はどれくらいなのでしょうか?どこにアクセスすればリアルタイムで分かるのでしょうか?検索しても、膨大な数字がバラバラでてよく判断がつきかねます。

本で読んだですが、40兆ドルくらいなのでしょうか?
数字が膨大すぎて、庶民の僕にはピンとこないのですが、
他国と比べたらどれくらいの規模なのでしょうか?
ええと日本の政府予算が80兆円くらいなんですよね。
日本のGDPが4兆ドルくらいですか。

そのアメリカ国際を日本が一番買い受けてるんですよね。
アメリカの借金を日本はどれくらい負担してる?のでしょうか。

でも日本政府じたいも大きな負債を抱えてるんですよね。
お互いの借金ぜんぶ元に戻したとしたら、アメリカ思いっきり赤字なんでしょうか?日本はトントン、プラスマイナスゼロになるのでしょうか?よくわかりません、経済シロウトです。

でも借金の恣意的操作なんて簡単にできてしまえるのでしょうか。世界の会計基準はアメリカ・イギリスが握ってるとも読みました。格付け機関とかもやはり、アメリカが支配?

詳しい方ご指導ねがいます。

投稿日時 - 2007-03-08 21:09:20

QNo.2815067

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

 アメリカ政府の累積財政赤字は、日本と同じ基準でいくとちょっと前まで日本よりやや少ないくらいでしたが、ブッシュ政権の軍事費・テロ対策費が巨額で金持ち向けの減税もあり、毎年日本より多い年間40~50兆円程度の財政赤字を出しています。今では少し日本より多い位でしょうか?(2年位前より、円安が進んでいるので為替交換レートで見ると、ほぼ同じ額のままかもしれません。)

http://tanakanews.com/g0815economy.htm
 この記事を見ていただければ、ある程度わかると思います。
 アメリカ政府の財政赤字は、年金・健康保険の負担を計上せず実質はもっと大きいと書いてありますが、将来予定される年金・健康保険の赤字額を計上していないのは、日本も同じです。

 ですから大雑把に言って、アメリカと日本それぞれの政府が発表しているデータを基準にすると、日本とアメリカの財政赤字の累積額はほぼ同じで、アメリカのGDPは日本の約二倍と言う感じになります。

 日本がアメリカ国債を沢山持っているといっても、赤字国債を発行している日本政府がもっているのは、そんなに多くありません。短期の外国為替急変動を抑えるための特別会計に外貨を保有していますが、その中に利子の付くアメリカ国債の形で保有しているものがあると言う程度です。

 アメリカ国債を多数保有しているのは、日本の金融機関で、その中で圧倒的に大きな額を保有しているのは日本銀行です。日本銀行は政府とは別会計の独立した法人ですから、日本銀行がアメリカ国債を持っていても、日本政府の赤字国債との関係はありません。
 日本国内の法人・個人・公的機関の保有するアメリカ国際の合計額については知りません。ネットの中で見つかるとは思います。

 日本国全体(政府も民間も一緒にすると)の対外的な借金・貸し金を全部合計すると、日本は大幅なプラスになります。
(ですから、今のところ日本政府は増税して財政赤字を解消することが可能と考えられていて、赤字国債の累積は日本の国内問題に留まっています。)

 アメリカの場合は、対外資産と債務の合計、これが大幅な赤字になっていて問題化しています。

 企業が巨大化して国家の枠を超えて世界中で経済活動をし、その株式を誰でも買えるようになった現在では、有力企業は世界企業に脱皮して活動を拡大しようとしています。
 世界企業になりたい企業は、世界共通の指標で経営内容の実態を公開できなければなりません。
 経済規模がもっとも大きいアメリカや資本主義のもとでの企業活動が長いイギリスが作った会計基準が、その世界共通の指標のベースになっていると言うことです。(ニューヨークのウオール街,ロンドンのシティが、お金の流れの上では世界の二強ということです。)
 格付け機関は、企業会計分析のノウハウが十分になければなりませんから、やはり二強が強いですね。特にニューヨークが。

 借金の恣意的操作をやると、民間の上場企業なら粉飾決算で、日興コーディアル証券のように、株価急落・上場廃止・他企業に身売りすることになってしまいます。

 国家の場合は、その国の通貨が信用を失って大暴落し、外国から物を買うときに、高いお金を出さなければならなくなります。

投稿日時 - 2007-03-09 11:40:43

お礼

長文回答ありがとうございます。
簡単には答えがでない、質問でした。
ご紹介の参考URLも含めて、じっくり調べてみます。

投稿日時 - 2007-03-09 22:34:02

ANo.1

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回答(3)

追記 アメリカ国債の国別保有額について

アメリカ合衆国財務省
http://www.ustreas.gov/
  ↓
Office
http://www.ustreas.gov/offices/
  ↓
International Affairs
http://www.ustreas.gov/offices/international-affairs/
  ↓
Treasury International Capital System
http://www.ustreas.gov/tic/ticsec2.shtml
  ↓
MAJOR FOREIGN HOLDERS OF TREASURY SECURITIES
http://www.ustreas.gov/tic/mfh.txt

債権保有国 2006年12月 2005年12月
日本     644.3   670.0
中国     349.6   310.0
イギリス   239.1   146.0
石油輸出諸国 100.9    78.2
韓国      70.0    69.0
カリブ海諸国  68.0    77.2
台湾      63.1    68.1
香港      53.9    40.3
ドイツ     52.5    49.9
ブラジル    52.1    28.7
カナダ     47.8    27.9
ルクセンブルク 38.6    35.6
メキシコ    34.5    35.0
シンガポール  30.6    33.0
メキシコ    29.7    30.9
スイス     27.2    30.8
トルコ     22.3    17.4
オランダ    18.4    15.7
アイルランド  17.7    19.7
タイ      17.3    16.1
ベルギー    16.9    17.0
スウェーデン  16.9    16.3
イスラエル   16.2    12.5
ポーランド   14.2    3.7
イタリア    14.1    15.4
インド     14.0    9.9
その他の諸国 153.6   149.5
総合計    2223.5   2033.9
金額の単位は10億ドル

CIA World Fact Bookによると、2006年の為替レートベースで、世界のGDPは46兆6600億ドル、アメリカのGDPは13兆2200億ドル、46.66-13.22=33兆4400億ドル。
日本のGDPは4兆9110億ドルでアメリカを除く世界のGDPの14.68%。2006年12月時のアメリカ国債の国外保有シェアは28.97%。
ドイツのGDPは2兆8990億ドルでアメリカを除く世界のGDPの8.67%。2006年12月時のアメリカ国債の国外保有シェアは2.36%。
中国のGDPは2兆5120億ドルでアメリカを除く世界のGDPの7.51%。2006年12月時のアメリカ国債の国外保有シェアは15.72%。
イギリスの2兆3410億ドルでアメリカを除く世界のGDPの7.00%。2006年12月時のアメリカ国債の国外保有シェアは10.75%。
現在、中国が世界最大の貿易黒字国なので、今のペースだと近い将来、アメリカ国債の国外保有額は中国が日本を上回ると予測される。

参考資料

CIA World Fact Book
https://www.cia.gov/cia/publications/factbook/index.html

Wikipedia List of Countries
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries

IMF → Data and Statistics
http://www.imf.org/http://www.imf.org/external/data.htm

世界銀行 → Data and Research
http://www.worldbank.org/http://econ.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/EXTDEC/0,,menuPK:476823~pagePK:64165236~piPK:64165141~theSitePK:469372,00.html

補足
調べ方がわからないとのことですが、私はネット歴はパソコン通信時代からなので20年になりますが、本職は司法分野で、司法以外の経済その他の社会統計に関心を持って調べるようになったのは最近の4年程度です。4年間インターネットで調べものしていると、この程度は調べられるようになります。
政府や国際機関が公開している統計、企業が公開している有価証券・財務報告書、著名な統計サービス企業・団体の統計など、正確性が高い一次資料を調べることが、正確性・信用性が高い情報を入手する方法です。
プライベートサイトで、具体性や客観性が無い主観抽象表現をしている場合は、客観性や具体性を持って調査・検証する発想が無い人が思い込みで表現しているか、何らかの意図があって故意に抽象的に表現しているかのどちらかで信用性は無いです。
具体的な表現があっても、一次資料の出典を示していない場合は、正確性・信用性は低いです。一次資料を引用していても、論者の主張や結論に都合よい部分だけを意図的に抜粋している場合があるので、引用するデータの部分に偏りがあるか、必要なデータを過不足無くバランスを取って引用しているか、検証することが必要です。
ネットには真偽不明の情報があふれているので、あらゆる情報に対してメディアリテラシーを意識して対処することが必要です。

投稿日時 - 2007-03-10 19:40:03

お礼

たびたび、ご丁寧な回答ありがとうございます。

すんません、自分、英語駄目なんです。やはり世界経済を考えるには、英語は必須なんですよね。

一次資料の提示と、引用データのバランスですね。
ご指導ありがとうございます。

投稿日時 - 2007-03-10 19:56:55

アメリカ政府予算局
http://www.whitehouse.gov/omb/
2008会計年度の予算資料
http://www.whitehouse.gov/omb/budget/fy2008/
2008会計年度の予算資料のHistrical Table
http://www.whitehouse.gov/omb/budget/fy2008/pdf/hist.pdf

累積財政収支の表
Table 7.1 FEDERAL DEBT AT THE END OF YEAR 1940-2012 Continued

年度 累積財政収支 GDP比率
1990 -3,206,290 -55.9
1991 -3,598,178 -60.6
1992 -4,001,787 -64.1
1993 -4,351,044 -66.2
1994 -4,643,307 -66.7
1995 -4,920,586 -67.2
1996 -5,181,465 -67.3
1997 -5,369,206 -65.6
1998 -5,478,189 -63.5
1999 -5,605,523 -61.4
2000 -5,628,700 -58.0
2001 -5,769,881 -57.4
2002 -6,198,401 -59.7
2003 -6,760,014 -62.5
2004 -7,354,673 -63.9
2005 -7,905,300 -64.4
2006 -8,451,351 -64.7
金額の単位は100万ドル、比率は%である。

注:第二次世界大戦終結翌年の1946年は累積財政赤字のGDP比率は121.7%である。


各年度の財政収支の表
Table 1.3 SUMMARY OF RECEIPTS OUTLAYS AND SURPLUSES OR DEFICITS IN CURRENT DOLLARS CONSTANT (FY 2000) DOLLARS
AND AS PERCENTAGES OF GDP 1940-2012 Continued

    各年度通貨額ペースの    GDPに対する比率
年度  歳入  歳出  収支    歳入 歳出 収支
1990 1,032.1 1,253.1 -221.0  18.0 21.8 -3.9
1991 1,055.1 1,324.3 -269.2  17.8 22.3 -4.5
1992 1,091.3 1,381.6 -290.3  17.5 22.1 -4.7
1993 1,154.5 1,409.5 -255.1  17.6 21.4 -3.9
1994 1,258.7 1,461.9 -203.2  18.1 21.0 -2.9
1995 1,351.9 1,515.9 -164.0  18.5 20.7 -2.2
1996 1,453.2 1,560.6 -107.4  18.9 20.3 -1.4
1997 1,579.4 1,601.3  -21.9  19.3 19.6 -0.3
1998 1,722.0 1,652.7  +69.3  20.0 19.2 +0.8
1999 1,827.6 1,702.0 +125.6  20.0 18.7 +1.4
2000 2,025.5 1,789.2 +236.2  20.9 18.4 +2.4
2001 1,991.4 1,863.2 +128.2  19.8 18.5 +1.3
2002 1,853.4 2,011.2 -157.8  17.9 19.4 -1.5
2003 1,782.5 2,160.1 -377.6  16.5 20.0 -3.5
2004 1,880.3 2,293.0 -412.7  16.3 19.9 -3.6
2005 2,153.9 2,472.2 -318.3  17.6 20.2 -2.6
2006 2,407.3 2,655.4 -248.2  18.4 20.3 -1.9
金額の単位は10億ドル、比率は%である。

2002年度以後の財政赤字を円表記に換算する場合
為替 1$=120¥  1$=115¥  1$=110¥
2002 18兆9360億  18兆1470億  17兆3580億
2003 45兆3120億  43兆4240億  41兆5360億
2004 49兆5240億  47兆4605億  45兆3970億
2005 38兆1960億  36兆6045億  35兆0130億
2006 29兆7840億  28兆5430億  27兆3020億

注:他国通貨への換算は当該年度の平均的または代表的な為替レートを表記しないと無意味である。
注:第二次世界大戦中の1943年は年度財政赤字のGDP比率は30.3%である。


各分野・省庁別の予算と支出
Table 3.1 OUTLAYS BY SUPERFUNCTION AND FUNCTION 1940-2012 Continued

Human Resourcesの分野に、保健、医療、社会保障、退役軍人給付金も含まれている。
アメリカ政府が公開している財政統計は健保と年金を含んでいない、と主張する田中宇の認識は事実ではなく虚偽である。

保健・医療・健保・年金・社会保障のより詳しい資料は保健福祉省のサイトに記載されている。
http://www.hhs.gov/

注:国家統計は政府資料または政府が国際機関に提出した資料を提示しないと資料としての正確性は保障されない。
注:独裁政権国家の政府資料または政府が国際機関に提出した資料は民主国家と比較すると正確性が低いとみなされる。
注:アメリカの場合、連邦議会が予算を発議・審議・可決し、会計監査院が監査しているので、資料の正確性・信用性は高いと評価されている。
注:10年後、20年後、30年後の経済統計や財政支出は、その年度のGDPや政府の歳入・歳出として計算するものであり、将来kの健保・年金の支出を現在の財政統計には含めない。財政統計に関して虚偽の宣伝をしているのはアメリカ連邦議会・政府・会計監査院ではなく田中宇である。
注:田中宇は根拠が無い陰謀論をあたかも真実のように宣伝する自称国際ジャーナリストであり、真摯な研究者からは信用性はゼロという評価が定着している。

投稿日時 - 2007-03-10 17:12:14

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