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解決済みの質問

日銀当座預金の「維持」と金融緩和の関係

日銀は国債等の買いオペレーションにより金融緩和を行い、その代金が日銀当座預金のそれぞれの銀行の口座に振り込まれるため、日銀当座預金の増加とは即ち金融の量的緩和であると、別記事で拝見しました。
一方、今朝の朝日新聞の記事で「日銀、(当座預金の残高目標)維持に必死」とあります。
しかし、日銀当座預金残高を「維持」しても、当座預金に眠っている限り、民間企業等にお金が流れないと思います。「維持」するということは、一般銀行が民間企業に資金を貸し出す(当座預金が取り崩す)ため、日銀が一生懸命、国債等を購入して代金を振り込んで「維持」しているということでしょうか?
つまり、明るいニュースなのでしょうか?

投稿日時 - 2005-03-05 10:19:13

QNo.1251585

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

obasuteさんの仰るとおり、日銀が「一生懸命に」残高を維持しているのが現状だと思います。日銀の中からも、残高の維持を疑問視する声も出ているようです。おそらく福井総裁も、その考え方を完全には否定していないでしょう。

現に総裁は会見などで「当座預金目標が同じでも、経済の回復が進めば実体的な緩和度合いは変わる」と言っています。

つまり、「景気が回復してきたのだから、残高目標を引き下げても、量的緩和自体に変化はない」と言いたいのでしょう。

その意味で、この発言は残高目標引き下げへの布石を打ったものと解釈していますが、目標残高を引き下げるとなると、即「金融引き締め開始」と解釈する人が多くいるのも事実です。そうなるとマーケットに無用の混乱を引き起こしてしまうので、それを避けるために今のところは(必要ないと思いつつも)一生懸命に残高を維持しているのではないでしょうか。

前置きが長くなりましたが、私自身、日銀のこの動きは「いいニュース」ではなく、が仕方なくやっていることだと思っています。勿論、これによって景気がおかしくなるという類の「悪いニュース」でもないのでしょうが。

投稿日時 - 2005-03-09 00:54:05

お礼

回答ありがとうございます。日銀が、一般銀行から国債等を購入して現金化している。一般銀行さんは、この国債等を現金化した分、頑張って貸し出しに回してね。ということですかね。国債等を購入して現金化→現金が増える という点で悪いニュースではないという点は理解しました。ありがとうございました。

投稿日時 - 2005-03-13 11:50:06

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回答(2)

これを正確に説明するにはマクロ経済学の金融論の知識が必要になりますが(例えば信用創造など)、ここではそういった難しい話を抜きにして簡単に説明します。

まず、日銀当座預金残高というのは、各銀行が持っているいわば「貸出しや預金者からの支払請求に備えた資金」のことです。銀行は、どれだけのお金を安全に貸し出すことができるでしょうか。あるいは預金者が預金口座からお金を引き出すことに備えて銀行が所持しているお金(準備金)は、どれだけあればいいでしょうか。預金の5%で足りるでしょうか。それとも20%必要でしょうか。銀行にとっては、準備金が少なければ少ないほど、より多くのお金を貸し出しに回すことによって利ざやを稼げるわけですが、もし取り付け騒ぎのようなことが起こって預金者が一斉に預金を引き出すような事態になれば、手元資金が少ないとまずいことになります。

そこで日銀が予めこれだけの額を銀行に持ってなさい、というのが日銀当座預金残高なのです。つまりこれをたくさん持っているということは、それだけ民間に貸し出す余裕資金が多いことを意味します。

ところが、民間企業の資金需要がなければ、当然のことながらいくら日銀当座預金残高が多くても意味はありません。結局お金が銀行にだぶついたまま眠ってしまうことになります。だから銀行としては余分なお金は要らないので、当座預金残高を増やしたいとは考えていません。

日銀としてはデフレがまだ終息していないため、何とかしてマネーサプライを増やして、つまり量的緩和政策を継続してデフレを克服したいと考えています。けれども日銀は民間企業に直接融資はしません。それは各銀行の裁量に任されています。

結局、日銀の考えるマクロレベルでのデフレ克服という目標と、ミクロレベルでの各銀行の考えや民間企業のでの資金需要とが乖離しているため、このような事態になっているわけです。

投稿日時 - 2005-03-08 01:32:49

お礼

回答ありがとうございます。「銀行にとっては、準備金が少なければ少ないほど、より多くのお金を貸し出しに回すことによって利ざやを稼げるわけですが、もし取り付け騒ぎのようなことが起こって預金者が一斉に預金を引き出すような事態になれば、手元資金が少ないとまずいことになります。」から推測すると、日銀当座預金残高増→預金者保護強化 という点はわかるのですが、銀行から民間への貸し出し増との因果関係がわかりません。。。結局、「民間企業の資金需要がなければ、当然のことながらいくら日銀当座預金残高が多くても意味はありません。」であれば、日銀当座預金残高を増やすことは、銀行から民間への貸し出し増という目標達成には、意味がないように思えるのですが。。。すみません。

投稿日時 - 2005-03-13 11:42:42

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